ミネラルたっぷりの「海のミルク」牡蠣と、「かきおこ」を食べに岡山県日生(ひなせ)へ

日生 小旅行【従業員投稿】

いよいよ、「魚美味倶楽部・美晴(ととうまくらぶ・みはる)」

の牡蠣懐石が始まります。

今日は、電車なので、お酒も大丈夫です。

一緒に行った友人が、大きな仕事を

やり終えたばかりだったので、

ビールを頼んで乾杯しました。

酢物の牡蠣南蛮

まず最初に出てきたのは、

食前酒の梅酒と、酢物の牡蠣南蛮です。

前菜の牡蠣田楽と旬の物2種

あっさりとしていますが、

牡蠣の味はしっかりしています。

前菜の牡蠣田楽と旬の物2種(エビとタコ)です。

前菜の牡蠣田楽と旬の物2種

お造りは、旬の魚の盛合せと

、海老のおどりでした。

海老は動かないように、

頭の下のところを竹串で刺されています。

お造りと、生け海老

竹串を外すと、まだピクピクと動いていました。

「残酷だなぁ…」と思いながらも、美味しく頂きました。

お造りと、生け海老

焼物は、セル牡蠣浜焼です。

レモンを絞って頂きます。

セル牡蠣浜焼

牡蠣時雨煮は、甘過ぎず、辛過ぎずで、

牡蠣の持っている味を壊していません。

牡蠣時雨煮

「お腹がいっぱいになってきたね。」と友人と話していると、

牡蠣のちり蒸しを持ってきてくれた旅館の方が、

「まだまだ出てくるよ~!がんばって食べてよ~!」

と言いながら、牡蠣の土手鍋と、

牡蠣釜めしの鍋に、点火してくれました。

牡蠣の土手鍋

牡蠣のちり蒸しは、ポン酢で頂きます。

牡蠣のちり蒸し

大きな牡蠣フライが出て来て、びっくりです。

牡蠣フライ

その頃、牡蠣の釜飯が炊き上がりました。

蓋を開けてみると、また大きな牡蠣が入っています。

お吸物と香の物も出てきました。

牡蠣の釜飯

最後に牡蠣の茶碗蒸しが来て、

器にギリギリ入るぐらいの牡蠣です。

さすがにお腹がいっぱいになってしまったので、

牡蠣の釜飯は持って帰ることにしました。

牡蠣の茶碗蒸し

旅館の方にそのことを話すと、

プラスチックの容器と輪ゴムと

袋を持ってきてくれました。

デザートは、日生みかんです。

甘くて、とても美味しいみかんでした。

日生みかん

日生諸島では、みかん狩りができます。

日生漁港から日生諸島(鹿久居島、頭島、鴻島)までは、

定期的に船が出ていますが、

今回は時間がないので、

お土産に日生みかんを買って帰ることにしました。

楯越山

食事が終ってからは、一服して、駅の方に向かいます。

食後のお散歩をしたいのですが、荷物が重いので、

JR日生駅西隣にある、ブルーの楕円形の建物の

「日生観光情報センター・サンバース」に

荷物を預けることにしました。

楯越山

その後、先ほど行った「五味の市」の近くの、

楯越山(たてごえやま)に向かいました。

与謝野鉄幹・晶子の歌碑

中腹で道が二手に分かれ、右手に少し行くと、

与謝野鉄幹・晶子の歌碑が立っていました。

与謝野鉄幹・晶子の歌碑

歌碑の少し上がったところに休憩所があったので、

そこで少し休憩をします。10分ほどしか歩いていないのに、

疲れてしまって、日頃の運動不足を痛感しました。

ここからの眺めはとても綺麗で、空気も澄んでいました。

しばらく、話もせずに、瀬戸内の美しい景色を眺めていました。

休憩所の周りには桜の木があり、

桜のシーズンになると、満開の桜で、

より美しい景色になりそうです。

楯越山の遊歩道を20分ほど歩くと、頂上に着き、

「みなとがみえる丘公園」があります。

みなとがみえる丘公園

「みなとがみえる丘公園」からは、

日生の町並みと、日生諸島が一望できます。

みなとがみえる丘公園

港町らしく、船がいくつか海に浮かんでいました。

「みなとがみえる丘公園」からは、日生諸島を一望できます

日生諸島を見下ろしながら、

潮風の中で思い切り深呼吸をすると、

日頃のストレスを忘れてしまいます。

「みなとがみえる丘公園」からは、日生諸島を一望できます

展望広場には、

「幸福の鐘(しあわせのかね)」があります。

幸福の鐘

「幸福の鐘」は、アーチ形のステンレス枠に、

実際に船で使った、

「号鐘(ごうしょう)」が取り付けられています。

幸福の鐘

「号鐘」は、霧の中で停泊中、

船の位置を知らせるものです。

日生諸島の案内と、幸福の鐘

「霧が晴れて、日生から世界へ幸福の鐘が響くように」

という願いが込められているそうです。

日生諸島の案内と、幸福の鐘

少し休憩をしてから、来た道を戻ります。

海沿いを散歩しながら向かう先は、

日生名物の「かきおこ」のお店です。

日生名物「かきおこ」とは、牡蠣入りのお好み焼き

「かきおこ」とは、

「牡蠣がたっぷり入ったお好み焼き」のことです。

日生には、「かきおこ」を焼いてくれる

お好み焼き屋さんが、たくさんあります。

日生名物「かきおこ」とは、牡蠣入りのお好み焼き

その中で、「ほり」というお店を選びました。イ

ンターネットで調べると、

「この時期は、並んで食べる」と書いてありましたが、

平日の夕方だったので、

並ばずにお店に入ることができました。

「日生の工藤静香」が焼く、玉子付きの「かきおこ」

大きめに切ったキャベツの上に、

10個ぐらいの大粒の牡蠣が乗っています。

このボリュームに玉子が付いて、800円です。

「日生の工藤静香」が焼く、玉子付きの「かきおこ」

さすが人気店だけあって、

地元の方が次々に来ていました。

牡蠣がたっぷり入った「かきおこ」

皆さん、常連さんのようで、

「いつものやつ」と言ったり、

自分でお皿を取ったりしていました。

牡蠣がたっぷり入った「かきおこ」

ここの女将さんは、

「日生の工藤静香」と呼ばれているそうです。

なかなか気さくで、綺麗な方でした。

「くだものの駅」で、日生みかんを買いました

「かきおこ」を堪能した後は、

日生の駅に向かいます。

途中、「くだものの駅」で、日生みかんを買いました。

「日生観光情報センター・サンバース」に戻って

荷物を受け取り、外を見ると、

先ほど登った楯越山に「ひなせ」と書かれていました。

楯越山に「ひなせ」と書かれている

17:28の電車に乗って帰ります。

1時間に2本しか電車がないので、

しばらくホームで待っていました。

向かいのホームを見ると、

すぐ側に海が見えます。
JR日生駅

帰りの電車の中では、「あれが美味しかった、

これも美味しかった!いったい、いくつ牡蠣を食べたんだろう?」と、

食事のことを思い出して、盛り上がりました。

まとめて買うと安くなるものもあったので、

共同で買ったものを、友人と分けました。

美味しいものをたくさん食べて、

お買い物もたくさんして、

日帰りでこれだけ楽しむことができれば、大満足です。

友人と、「老後は瀬戸内がいいよね。」

という話になりましたが、優しい人が多いし、

食べ物は美味しいし、気候はいいし、

本当にいいところだと思いました。

老後には、まだちょっと(?)時間があるので

、また、日生に小旅行に行きたいと思います。
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