鈴虫の飼育 淡路市久留麻でもらった鈴虫 同じ親から生まれた鈴虫でも、鈴虫専用の土で育てた方が、育ちがいいことが明らかになりました。

淡路市久留麻でもらった 鈴虫の幼虫は、8月のお盆過ぎには、早くも澄んだ声で鳴き始めています。鈴虫の鳴き声は、実際は羽根を震わせて出る振動の音です。

スズムシが鳴き始めた

帰宅して、驚いたことがあります。

部屋の虫かごで飼っていた鈴虫が、鳴き始めているのです。

リーンリーンと、澄んだ美しい鳴き声で鳴いています。

まるで、私に「おかえりなさい」と

出迎えているような鳴き声に聞こえます。

虫かごの蓋を開けて中を覗いてみると、

鈴虫は 見違えるほどの大きさに成長しています。

小豆の粒くらいの大きさから、

ピーナッツの大きさくらいにまで成長しています。

虫かごは、二つに分けて育てています。

一つは、虫かごの下に敷いている土は、

園芸用に使う土を代用した虫かごです。

こちらの鈴虫の育ちは、

少し遅くなっているようで、

鳴き声も聞こえてきません。

もう一つのかごは、

ちゃんと鈴虫用の飼育セットを買ってきて、

土も鈴虫飼育用の土で育てています。

この二つのかごにいる鈴虫は、

淡路市久留麻の、同じ所から

同じ時期にもらってきた鈴虫です。

それが、鈴虫用のセットの土を敷いた鈴虫は、

成長速度が著しく、真夏なのに鳴き始め、

餌の食べる具合を比べてみると、

同じように餌を盛りつけても、

鈴虫用の土で育てた鈴虫たちは、餌を完食しています。

小さな植木鉢を伏せて、

鈴虫の隠れ場所にしていると、

日中はこの植木鉢の中に集まっていて、

暗い場所が好きな事が分かります。

裏返してみると、

鈴虫はぴったり植木鉢に張り付くように止まっています。

オスとメスの違いも、

はっきりと体型に表れてきています。

メスの方がすんなりとした細身の体つきです。

餌を取り替えるときには、

鈴虫用のセットの虫かごには、

やや大盛に餌を入れておきました。

植物用の土を使っている鈴虫のケージには、

餌は若干少なめです。

茄子とキュウリも、毎朝取り替えています。

鈴虫が鳴き始めるのは、

9月に入ってからと予想していましたが、

8月のお盆過ぎには、

鈴虫たちが鳴き始めたので嬉しくなりました。

同じ親から生まれた鈴虫たちでも、

育てる環境が成長に大きく影響することが、

今回の飼育で明らかになりました。

鈴虫用の乾いた土に入れた鈴虫のグループは、

成長が順調で鳴き始めるのも8月中旬からです。

これに対して、園芸用の土で代用した

鈴虫のグループは成長が遅く、

隣の箱で鈴虫たちが鳴いているのに、

こちらでは全然鳴き声が聞こえません。

氏か育ちか、どちらが大きな影響を及ぼすのか、

今回の飼育の例では、氏よりも育ちの方が、

生育に大きな影響を与えているのが明らかになりました。

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