播磨灘のイカナゴ漁は、不漁です。値段は、昨年の3倍です。
2017年春のイカナゴの小売価格は、1kgで3000円を超えています。主婦のみなさんはため息交じりです。
播磨灘のイカナゴ漁は、不漁です。
水揚げされたイカナゴは、スーパーマーケットに並ぶはずです。
そこで、岩屋漁港でイカナゴの水揚げを見た後、
東浦にあるマルナカに寄ってみました。
マルナカの鮮魚売り場には、1kg単位に小分けされたイカナゴが、
ショーケースに並んでいました。
値段を見てみると、1kgで3002円です。
これまでイカナゴを使って釘煮を作ったときは、
一袋が500gで、500円くらいでした。
そうすると、値段が3倍にもなったように感じます。
もう一軒、スーパーマーケットのキンキに行ってみました。
ここでも、同じように1kg単位で3000円程度です。
去年までは、イカナゴはお店に並ぶと、
待っていた主婦の皆さんがすぐに買い物かごに入れて、
あっという間に売り切れでしたが、
今年は値段が高い為か、
覗いて見る人は沢山いても、
売り切れにはなっていません。
釘炊きがすぐに出来る様に、
イカナゴの売り場の隣には、
釘炊きに必要な砂糖と、醤油が用意されて居ます。
イカナゴの釘煮をするときは、
決して混ぜ返してはいけません。
主婦の皆さんは、高いね、高いねと、
ため息のように高いねを連発して、
イカナゴには手が出ていません。
見て、そのまま帰る方もいました。
イカナゴの釘煮は、自分の家で食べるだけでなく、
親しい方に差し上げる方が多く、
一人で10kgも買う人がいましたが、
今年は自家用だけになりそうです。