明石「魚の棚(うおんたな)」の繁盛店は、AIDMA理論を実践しています。
魚の棚では、流行る店には人が集まり、人が集まると活気が出て、また人が寄ってきます。ジェノバラインで明石から淡路へ(2)
明石の「魚の棚(うおのたな・うぉんたな)」に来るのは、以前通っていた歯科の治療依頼です。
あの頃は、歯が痛い日々だったので、魚の棚によっても、固いタコは噛みにくく、口内炎がよく出ていたので、辛い物や刺激物も食べられず、せっかくの魚の棚も素通りでした。
以前、一緒に働いていたスタッフの一人が、私に祝い事があれば、魚の棚で祝い鯛を購入して、プレゼントしてくれていたことを思い出します。
今日は、買う気満々で、魚の棚で何を買おうかと、奥さんと相談しながら、右の店や、左の店を見比べて、歩いています。
同じような魚を、同じように売っていて、それなのに、店のにぎわいに差が出てくるのはどうしてでしょう?
こうした問題意識を持って、お店をのぞいてみると、自分自身でも足が止まる店と、素通りになる店があることに気が付きます。
今足が止まっている店は、たこを煮ているお店です。
お店の前には、おじさんが道行く人に声をかけて、少しでも関心があるとみれば、さらに価格提示をしてきます。
お客さんが少ない店は、店の前に人手を出さず、奥の方から、お客さんが近づいたら、ゆっくり店先に出てくるタイプのお店です、
マーケティングの簡単な理論に、aidma理論があります。
- Attention(注意をひくように行動する)
- Interest(関心を示せば、素早く反応する)
- Desire(欲求を見抜いて、欲求を駆り立てる)
- Memory(記憶に残る行動をする)
- Action(行動が購入につながるような決定打を打つ)
今、私が止まっている、たこを煮た商品を売っているお店は、振り返ってみれば、アイドマ理論のとおりになっています。
煮だこを買ったあとは、次は太刀魚です。
太刀魚は、刺身にしてもらいます。
この魚屋さんも、ほぼアイドマ理論の基本通りです。
たこを買って、料理の必要もない、調理済みのたこなので、このままビールのおつまみにして、たこの足は、たこめしに使います。
太刀魚は、お刺身にしてもらい、残ったアラは、魚汁に使います。
魚の棚で、魚を買った後は、明石港に向かいます。
明石港に行く途中、魚の棚ビアガーデンの掲示がありました。
8月17・24・31日の各水曜日は、魚の棚で真夏の暑さを吹き飛ばすビアガーデンが開かれるそうです。
行きたいなぁ。ビールを飲みに行きたいなぁ。たこやアナゴをおつまみにして、ビールを飲みたいなぁ。