明石駅前 魚の棚散歩 明石港は魚の街 海の街 海峡の街

JR明石駅前に、プロウドタワー明石34階建ての駅直結マンションができ、完売です。 (明石駅前 魚の棚散歩 1)

JR明石駅を降りると、海側の南入口は、大きな工事が進んでいます。

昔と、すっかり変わっていることに驚きました。

タワーマンション プラウドタワー明石

すぐに目を惹いたのは、駅前のタワーマンションの建設工事です。

タワーマンションからは、JR明石駅や、山陽電鉄明石駅に陸橋がつながれていて、路面を歩くことなく、信号に妨げられることもなく、駅とマンションが直結しています。

いったい、このタワーマンションは、誰が建てて、いくらで売られているのでしょうか?

調べてみると、販売主は、野村不動産でした。

8月の時点ですでに完売です。

このタワーマンションなら、上層階に部屋が購入できると、南に面した窓では、淡路島や、明石海峡大橋が見えます。

気になるので、どのくらい遠くからでもこのタワーマンションが見えるのか、タワーマンションから少しずつ離れて行って、離れたところから振り返り、確認してみました。

タワーマンションの名称は、プラウドタワー明石です。

プラウドタワー明石は34階建てで、最高価格は1億3000万超えでした。

明石といえば、魚の棚です。

魚の棚に向かって、南に進んでいくと、プラウドタワーマンションは、少しずつ小さくなっていっても、幼稚園児の中に大人が一人立っているように、群を抜いた高さです。

魚の棚で買い物をしたあと、次は、明石港です。

明石港からみても、さらに群を抜いた高さを感じます。

明石港からみても、高さは一向に衰えません。

どうして、タワーマンションは人気が高いのでしょうか?

節税対策に利用される方法もあります。

税務署もタワーマンションの高層階については、課税価格の見直しを検討しているようです。

 

魚の棚では、流行る店には人が集まり、人が集まると活気が出て、また人が寄ってきます。

(明石駅前魚の棚散歩  2)

魚の棚(うおのたな・うぉんたな)

明石の「魚の棚(うおのたな・うぉんたな)」に来るのは、以前通っていた歯科の治療依頼です。

あの頃は、歯が痛い日々だったので、魚の棚によっても、固いタコは噛みにくく、口内炎がよく出ていたので、辛い物や刺激物も食べられず、せっかくの魚の棚も素通りでした。

以前、一緒に働いていたスタッフの一人が、私に祝い事があれば、魚の棚で祝い鯛を購入して、プレゼントしてくれていたことを思い出します。

 

今日は、買う気満々で、魚の棚で何を買おうかと、奥さんと相談しながら、右の店や、左の店を見比べて、歩いています。

流行っている店 そうでもない店

同じような魚を、同じように売っていて、それなのに、店のにぎわいに差が出てくるのはどうしてでしょう?

こうした問題意識を持って、お店をのぞいてみると、自分自身でも足が止まる店と、素通りになる店があることに気が付きます。

今足が止まっている店は、たこを煮ているお店です。

お店の前には、おじさんが道行く人に声をかけて、少しでも関心があるとみれば、さらに価格提示をしてきます。

お客さんが少ない店は

店の前に人手を出さず、奥の方から、お客さんが近づいたら、ゆっくり店先に出てくるタイプのお店です、

マーケティングの簡単な理論に、aidma理論があります。

  1. Attention(注意をひくように行動する)
  2. Interest(関心を示せば、素早く反応する)
  3. Desire(欲求を見抜いて、欲求を駆り立てる)
  4. Memory(記憶に残る行動をする)
  5. Action(行動が購入につながるような決定打を打つ)

今、私が止まっている、たこを煮た商品を売っているお店は、振り返ってみれば、アイドマ理論のとおりになっています。

煮だこを買ったあとは、次は太刀魚です。

太刀魚は、刺身にしてもらいます。

この魚屋さんも、ほぼアイドマ理論の基本通りです。

たこを買って、料理の必要もない、調理済みのたこなので、このままビールのおつまみにして、たこの足は、たこめしに使います。

太刀魚は、お刺身にしてもらい、残ったアラは、魚汁に使います。

魚の棚で、魚を買った後は、明石港に向かいます。

明石港に行く途中、魚の棚ビアガーデンの掲示がありました。

8月17・24・31日の各水曜日は、魚の棚で真夏の暑さを吹き飛ばすビアガーデンが開かれるそうです。

行きたいなぁ。ビールを飲みに行きたいなぁ。

たこやアナゴをおつまみにして、ビールを飲みたいなぁ。

明石の魚の棚のあかし亭で、海鮮丼とお寿司を頂きました。 

(明石駅前 魚の棚散歩 3)

飲食店を選ぶなら

明石の魚の棚で、昼食をするとすれば、皆さんどんなお店に行っているのでしょうか?

これは、アンケート調査のように、お客さんの意見を聞いてみることです。

つまり、繁盛店を探すには、店の外から店の中を覗いてみて、たくさんお客様がいるお店を探せばいいのです。

そう思ってお店を覗いて見ると、繁盛していたのは、明石焼きの店やたこ焼きのお店でした。

これでは、昼食としては軽すぎるので、お寿司屋さんか、丼屋さんか、できたら魚屋さんが経営しているお寿司屋さんがいいのですが、右と左を眺めながら歩いていると、一軒のあかし亭というお店がありました。

あかし亭で海鮮丼とにぎり鮨

人気メニューは、淡路産生しらす丼1000円、海鮮丼1200円、たこめし1000円、にぎり寿司980円です。

お店に入って、奥さんと向かい合って席に座ると、お店の方が何にしましょうと寄ってきました。

選んだのは、海鮮丼です。

奥さんは、新鮮な明石の魚を使ったお寿司です、

海鮮丼には、少しだけ生しらすが乗っていました。

全体の評価として、魚の棚に来ている観光客相手の、不特定多数が喜びそうな味です。

つまり、常連さんやリピーターが育つような、美味しさではありません。

それもそのはず、値段が安いのです。

明石に来て、明石の地場の魚で、新鮮な海鮮丼やにぎり寿司を食べたかったら、菊水にでも行かなければ、無理な相談です。

周りにお客様が増えてきて、家族連れの若い夫婦が来ると、子供の料理と親たちの料理で、一回の食事代が外食だと大変だなぁと、昔のことを思い出してしまします。

食べながら、給料が安かった時代の思い出

会社を創業して、何年か経ったときに、社長の給料の決め方がわからなくて、会計事務所の担当者の意見で給料を決めていた時代がありました。

その時は利益が出て納税もしているのに、自分の給料はわずかで、まるで亭主が自分の稼いだ給料の中から、奥さんに小遣いをもらうような、みじめな時代がありました。

あの頃は、三人の子供をつれて外食しても、十分な食べ物を注文することもなく、比較的安いメニューを選んで、総予算を心配しながら外食をしていた頃のことを思い出します。