私の履歴書 CPグループ会長タニン・チャラワノンさんの記事を思い出しながら、夏野菜カレーを作りました。
夏野菜カレーの鶏肉は、日本の輸入鶏肉に大きなシェアを持つ、CPグループ(チャロン・ポカパン)の鶏肉かもしれません。 社長ブログ神戸/手作り料理/夏カレー
夏カレーを作ります。詳しく言えば、夏野菜カレーです。
今回使う食材は、夏を代表する、茄子です。
茄子を角切りにして、しばらく水につけて、あく抜きをします。
オクラは、庭で出来たオクラを使おうと思っていましたが、収獲してみるととても硬くて食べられるような柔らかさではありません。
そこで、お店で買ってきたオクラになりました。
玉ねぎは、夏野菜とは言い切れません。
しかし玉ねぎが入ってもらわないとカレーに甘さが出ないので、ここは夏野菜の中に入ってもらいます。
玉ねぎを予め加熱して炒めておきます。
鶏肉は、買ってきたままではサイズが大きいので、一つ一つを、二つか三つに切り分けていきます。
鶏肉と言えば、日本経済新聞の『私の履歴書』2016年7月では、
タイの実業家、タニン・チャラワノンさんの記事を書いています。
タニン・チャラワノンさんはタイの実業家で、CP(チャロン・ポカペン)グループの会長兼CEOです。
日本に輸入される鶏肉は、このCPグループから沢山輸入されているようです。
ひょっとすると今使っているこの鶏肉も、タイのCPグループから輸入したものかも知れません。
味付けは、久原本家 茅乃舎(かやのや)の野菜だしを使います。
もちろん、カレー粉も使います。
カレー粉は、バーモントカレーの中辛です。
奧さんの指示に従って、玉ねぎが焦げ付かないように、こまめにフライパンの玉ねぎを混ぜ合わせています。
その間に奧さんは、ひょっとするとCPグループの鶏肉かもしれない鶏肉をカットしています。
水であく抜きをしていた茄子をざるにあげて、水切りをします。
そして、玉ねぎと一緒に炒めます。
野菜出汁とカレー粉を、炒めた野菜と一緒にします。
しばらく煮込んで、時々混ぜる役をさせてもらっています。
しばらく煮込んでくると、炒めた鶏肉と一緒にして、さらに煮込みます。
段々、インドのカレーのような匂いがキッチンに漂ってきました。
これで出来上がりです。
熱々のご飯に、出来たての熱々のカレーをかけます。
熱々カレーは、熱くて熱くて、ゆっくり味わう事も出来ないほどの熱さです。
この場合、舌を冷ますために、冷えたビールと一緒に頂きます。
ちくわの燻製は、福神漬けの代わりとして、やや塩味を利かせてくれています。
子供の頃からカレーライスを食べるときには、漬け物か、福神漬けか、らっきょなどがないと物足りないような気持ちが植え付けられていて、この先入観からは、なかなか抜けられません。
夏野菜カレーは、暑い時に熱々のご飯とカレーで頂けば、
インドやジャワで食べているように、熱さを忘れさせてくれるような、辛い辛いカレーが似合います。
食べきれるかなと思っていた大盛りの夏野菜カレーも、料理作りに参加した事で、この夏野菜カレーがいとおしくなり、全部食べてしまいました。
暑い時にふぅふぅ言いながら熱い物を食べるのも、暑気払いになりました。
2016年7月24日(日)