片桐農園を元請に アルナグリーンのアルミ温室を建てる(2) ブロック工事、給水排水工事、電気工事の巻
ブロック工事と平行して、コンクリート工事、水道工事が進み、アルミ温室の骨材が届きました。 社長ブログ神戸/植物/温室づくり
片桐農園が元請
アルナグリーンのアルミ温室を施行するのは、アルナグリーンの代理店の片桐農園(宝塚市)です。
片桐農園の社長の片桐さんが総指揮をとっています。
アルミ温室をつくる第一段階の整地作業が終わると、ほぼ水平な状態の温室に使う土地が造成できました。
アルナグリーン株式会社
アルナグリーンの関西 営業所は、〒665-0883 兵庫県宝塚市山本中1-14-18 です。
片桐農園の会社住所は、〒665-0883 兵庫県宝塚市山本中1丁目14−18です。
つまり、片桐農園はアルナグリーンの営業所になっているのです。
代理店、特約店、なのか、アルナグリーンそのものなのか、わかりません。
ブロック工事
工事の様子を見ていると、水平であるかを水平器を使って、確かめながら、第一段目のブロックを積んでいます。
ブロックはアルミ温室の基礎となる部分なので、ブロックの間には鉄筋が施されています。
第二段階のブロックを積んで、屋根の高さを高くします。
水道工事
アルミ温室の中には、散水用の水道が必要です。
自動散水を考えているので、蛇口は多いほうが良いのです。
三ヶ所の水道の蛇口を設けているので、水道の配管と合わせて、水道の排水パイプも地中に埋め込まれています。
配水管埋設 電線引き込み工事
アルミ温室の温度調整は、電気を使った自動調整なので、電線の引き込みも同時に行われています。
電線はホース状になったパイプビニールに通されていて保護されています。
アルミ温室の骨組が届く
ブロックの基礎工事が終わると、アルミ温室の骨組みとなる、アルミ材を積んだトラックが温室の現場に入ってきました。
アルミ温室のフレームを製造・販売しているのは、アルナグリーンという会社です。
到着時間はぴったりだったので、どこかで時間調整をしていたみたいです。
トラックのドアを開けると、梱包されたアルミ温室の骨材が、何箱も積まれています。
片桐農園社長の指揮のもとに作業は進む
アルミ温室を建てる工事現場では、ブロックを積む人、ブロックとブロックの間にコンクリートを流し込む人、鉄筋を挟んでいく人、ト
ラックからアルミ温室の骨組みを取り出す人、いろいろと仕事の分担をしながら作業は同時進行しています。
総監督は、アルミ温室を請け負った片桐農園の片桐さんです。
この片桐農園は、一年間にアルミ温室を小さいものから、中くらいのもの、大きいものと、合計20棟ほど請け負っているそうです。
片桐農園には息子さんがついていて、オヤジさんの仕事を手伝いながら、技術も習得しています。
造園屋さんはチームで動くそうで、今日のチームの中には、コンクリートを調合する人が参加しています。
アルミ温室 基礎部分完成
アルミ温室の基礎部分ができると、温室の内部のレベルを平らにする為に、近所の骨材屋さんから土を買ってきて、トラックで運んでいます。
トラックから温室になる場所に、土をスコップでばらまいています。
ここでもまた、後からこうしておけば良かったという問題が発生していますが、今の工事が進んでいる時点では、気がつきませんでした。
アルミフレームの組み立て
運送会社のトラックから、地面に降ろされたアルミ温室の部材は細かく名称が書かれていて、プロの造園屋さんが見ると、これから組み立
てていくアルミ温室のどの部分に使う部材かは、番号と記号で解っているようです。
素人が、むやみやたらにこの梱包されたアルミ温室の部材を開けると、部材と部材が混ざり合って、どの部分に部材を使うのかは、解ら
なくなってしまいます。
後から問題になったのは、温室が建つこの土地の土質の問題です。
このあたりは粘土が岩のように固まった地層で、掘るにも硬くて難しく、水を排水するにも粘土質で吸水性が悪く、水は貯まってしまいます。
そのことがこの後にどのような障害になるかは、このときには予見できる人はいませんでした。
2016年6月