招き猫のいる淡路岩屋のお好み焼き屋さんで、ホルモン焼うどんをいただきました。
ホルモン焼うどんといえば、津山市、兵庫県佐用町ですが、淡路島岩屋の街にも、ホルモン焼うどんがありました。 社長ブログ淡路/お好み焼き
夕方、食べ物屋さんを求めて、
淡路市の岩屋の町を歩いています。
ふと見れば、岩屋港の近くの角に黒猫が招き猫の代わりに座って、
お店の営業中の看板と並んで、
お客さんが来るのを待っています。
なかなか忠義な猫がいるもので、
思わずこの猫に招かれて、
このお好み焼き屋さんに入ってみたくなりました。
中に入ると、先客が2人いました。
鉄板の前に座ろうか、
それともテーブル席に座ろうか考えていると、
ご主人がどうぞとテーブル席のほうを指さしてくれました。
二人の先客は、私と奧さんが見慣れない顔なので、
この人誰だろうか?
というような気配で私たちを目で追っています。
席に着くと、一にも二にも、
冷たい生ビールを注文して、
早く来るのを待ってます。
ビールのお通しは、しらすなのかちりめんなのか、
どちらともとれそうな、しらす風ちりめんじゃこです。
ここで、一番人気メニューは何ですか?と尋ねると、
うちではホルモン焼きうどんが一番ですと言われ、
じゃあそれを下さいと注文しました。
淡路の岩屋でも、ホルモン焼きうどんをやっているのは、
うちだけですという口上がありました。
これまでの知識では、ホルモン焼きうどんといえば、
岡山県の津山市や、兵庫県の佐用町が、
B級グルメで有名でした。
このお好み焼き屋さんは、
以前はフェリーボートの乗船客を相手にした食堂だったそうです。
それが、フェリーボートが衰退して、
明石海峡大橋になると、岩屋の町は通過点になってしまい、
人口はどんどん減って、今居る人といえば、
高齢者ばかりだと言われました。
壁を見ると、岩屋の根性見せたれ!と、
手ぬぐいに文字を染めて、岩屋中学校の名前が入っています。
てっきり奧さんと思っていたもうひとりの女性の方は、
うちは奧さんじゃないんですと手を振って否定されました。
その方が、ところてんを食べますか?と、
ホルモン焼きうどんを食べた後、ところてんを出してくれました。
ビールを飲んで、お酒も注文して、
ホルモン焼うどんとお好み焼をいただいて、
お通しもあって、ところてんもいただいて、
全部で1800円だったので、
あまりの安さに驚きました。
2016年5月12日(木)