パナマ文書に日本関係の情報が出てくると、景気も、政治も、大激変しそうです。
もたつく景気、内憂外患、消費息切れ、株安円高に次いで、パナマ文書です。 社長ブログ神戸/手作り料理/筍ご飯/
奧さんが朝ご飯を用意している間、日本経済新聞を読んでいると、もたつく景気、内憂外患という記事が目に着きました。
アベノミクスは、かなりもたついているようです。
2016年の春闘の賃上げは、政府が民間企業の賃金引き上げにまで介入して、顰蹙をかっています。
それでも、思うようには大手企業でも賃上げになっていません。
安倍晋三内閣総理大臣の描くストーリーは、金融緩和し、円安を基調にして輸出を伸ばし、大企業から徐々に景気を裾野に広げていこうという考えでした。
その為には、円安基調が描くストーリーでしたが、ここに来て円高基調に変わってきています。
これでは、経済の好循環を背景にして、次の参議院選挙と衆議院の総選挙を同時に行って、両院の三分の二以上の憲法改正に賛成議員を確保し、初めての憲法改正に取り組む事が基本戦略のように言われています。
奧さんから、筍の味付けを頼まれて、醤油、みりん、清酒をベースに、味を舐めなめしながら、少しずつ味を濃くしていきました。
淡路島のフローラルアイランドで買った筍は、長い時間煮込んだので、太い芯の部分の筍でも柔らかくなっています。
筍を頂くときにあったらいいなぁと思うのは、山椒の木の芽です。
庭に植えている山椒の木には、若い若い木の芽が出ています。
木の芽は、何枚か若い芽を摘んできて水洗いをすると、ペーパータオルで水切りします。
パーンと両手で挟んで叩くと、木の芽についた水分が飛んでいき、一層木の芽の匂いが漂ってきます。
この匂いをかげば、あぁ、新緑の春になったなぁと、季節を味わう事が出来ます。
景気の先行きの不安定に、もう一つ新たな問題が浮かび上がっています。
それは、パナマ文書です。
ドイツの新聞社に送られてきた、タックスヘイブンに関するこれまで隠されていた情報は、イギリスや中国の政治家のトップの名前を挙げています。
今の所は、日本以外の外国の著名人の名前が少しずつ挙がっていますが、まだ日本人の名前が挙がっていません。
大胆な予測ですが、パナマ文書の分析が進む前に、衆参同時選挙を済ませてしまおうと思う、隠れた力が働くかもしれません。
カリブ海の島にある租税回避を専門にアドバイスする法律事務所は、その存在は過去からなんとなく知られていましたが、今回は膨大なデータが、実名入りで流出しているのです。
この中に日本人の政界、財界、芸能界、スポーツ選手、若手起業家などの名前と、その内容が公表されるようになると、日本でも大騒ぎになる可能性があります。
もし、政界に飛び火すれば、この先の政治はどのように変わるのか、激変する可能性があります。
パナマ文書の公表が進めば、いい話より悪い話の方が出てきそうなので、心当たりのある資産家は、今からさぞ心配していることだと思います。
2016年4月10日(日)