大阪難波 法善寺横丁、民芸酒房牧水で飲み会 11人が集まれば、11通りの人生があります。
法善寺横丁の近く、民芸酒房牧水で飲み会 社長研究室を、長年読んでいるという応援をいただきました。 社長ブログ神戸/交友録/飲み会/なんば 牧水
大阪難波にある牧水というお店で、飲み会です。
神戸から大阪難波までは、
阪神電車で一直線に行く事が出来るようになりました。
これまでは、JRと地下鉄を
乗り継いで難波に行っていました。
インターネットのGoogleマップを印刷して、
それを頼りに地下道を歩いて、
15-Bの出口に出ると、
そこはもう法善寺横町の近くです。
大阪の街を歩いて驚いた事は、
心斎橋筋には外国人観光客の方で街は溢れています。
噂では聞いていましたが、
海外からの買い物ツアーで、お店も溢れています。
そういえば昔、日本人もヨーロッパに行き、
高級ブランドを買い漁って
現地の店員の方に
バカにされていたという報道を思い出します。
牧水とは何かと思っていたら、
戦前の歌人、
若山牧水(わかやま ぼくすい)のことでした。
お部屋の床の間に、
牧水の詞のコピーがかけられています。
『幾山河 越えさり行かば 寂しさの
いくやまかわ こえさりゆかば
さびしさの. 終てなむ国ぞ
今日も旅ゆく はてなんくにぞきょうもたびゆく』
出典:『海の声』『若山牧水全集』
今日は会費6000円で、
ビール、焼酎、ウィスキーなどは飲み放題です。
飲み放題といわれると、
まだまだ飲まなきゃ損と思うのは、
老いていない証拠でしょうか?
11名の参加で、
一人ずつ制限時間2分で自己紹介するようにと
幹事からのお願いがあり、
端に座った人から順番に起立して話し始めました。
2分という制限は、皆さん気にしていないようです。
やはり、年齢を重ねると、
ルールは自分で決めるようです。
テーブルが長方形に並んでいるので、
端同士の人たちは、会話することはありません。
長めの自己紹介になると、もう、
それぞれが勝手におしゃべりを始めます。
11人が集まれば、11通りの人生があります。
1 ある人は、家庭野菜作りを熱心にしていて、
今日はスイカの種をまいてきたとかという話です。
2.またある人は、自然エネルギーを活かす運動をしていて、
NPOを立ち上げ、水力発電を計画していても、
実行となると巨大な資金が必要なので、
計画と実行の難しさを話してくれました。
3. またもう一人の人は、
退職後は生きがいを地域の町内の為に求めて、
後々の人のために何ができるかを皆さんで考え、
取り組んでいるといわれていました。
高齢者が集まると、色気の話から、
健康の話になってきます。
4.中でも大病したお話は、
わが身に置き換えると、
身につまされるような話がありました。
癌と診断され、
余命もあとどのくらいかといわれ、
それでも癌と闘う意欲にあふれた話でした。
どれだけガンと戦えるか、
やってやろうじゃないかという、
肝の座った勇気ある発言に驚くやら、
自分ならそんなに落ち着いていられるだろうかと思ったり、
ここは頑張ってくださいと、
励ましの言葉が集まりました。
5. おやまぁ、こんなところに沖縄が、
と思う話がありました。
石油会社に勤務した方は、
5年間沖縄の石油基地に単身赴任して、
沖縄で暮らしていたという話です。
沖縄の話をすると、
細かいところまで話がぴったりと合ってきます。
6. またある人は、
大手商社に就職したものの、
まもなくその会社は行き詰まり、
他の大手商社に吸収合併された頃の
ドラマチックなお話がありました。
7. 中には会社勤めを何年かして、
その後サラリーマン生活に見切りをつけて、
自分でコンピューター関係の企業を興し、
今ではたくさんの社員を採用して、
第一線で経営者として働いているという話がありました。
8. 自分のことは言わないで、
他人の話ばかりをしている人もいました。
9. 思わず、手をたたいた人がいます。
それは、松葉博雄の社長研究室を
長年に渡り毎日、毎日、一つ残さず
読んでいるという方がおられました。
ありがとうございます!と、感謝です。
この方は、
就職した会社を社風が合わないと判断し、
ある時期から辞めて、
インドネシアを相手とする貿易会社に移り、
そこで10年社長を務めたそうです。
話してみると、
沖縄の記事に出てくる人の名前や、
ビールの銘柄がアサヒスーパードライだとか、
孫の名前はU君だとか、
漬物を漬けている話や、
会社で社員の皆さんにしていることを、
よく読んでくれていました。
これには驚きました。
以前にも、大病(舌癌)を患っていた方が、社長研究室を毎日読んで、これは自分には『読む薬』と言ってくれたことを思い出します。
何しろ、社長研究室を読めば、
元気が出る、やる気になってくるという、
効果まであるようです。
いろいろ話を聞いて、
たくさんお酒を飲んで、
終わりのころは帰れるかなぁ?
と、心配になるほどの酔いです。
2016年4月