希望軒は中部管財、中部トラスト、アースリレーション、CSコンサルティング、のグループ会社です。
希望軒は、札幌ラーメンみそ吟に業態が変わりました。CSコンサルティングの加盟店です。
希望軒 三宮店
三宮の希望軒(ホープ軒)で、野菜ピリ辛ラーメンを食べていました。
今日もホープ軒に行くつもりでお店に入ると、
名前が変わり、札幌ラーメン「みそ吟」というお店になっていました。
最初は、希望軒がつぶれて札幌ラーメンみそ吟という新しいお店が出来たと思っていました。
お店の人に尋ねてみると、経営は同じで、業態が変わったという事です。
中部管財株式会社
どういうことかと興味が湧いて調べて見ると、
一番親会社は中部管財株式会社です。
中部管財株式会社は、名古屋市中村区に本社があり、資本金4200万円です。
代表取締役は、豊田偉久さんです。
主要取引先に、
③株式会社アースリレーションがあります。
①中部トラスト株式会社は、大阪市淀川区が本社で、
資本金は2000万円、代表取締役は五十嵐泰弘さんです。
主要株主は、中部管財株式会社(グループ持ち株会社)が100%です。
②CSコンサルティング株式会社は、
本社は中部トラストと同じく大阪市淀川区です。
資本金は2000万円で、 代表取締役は辰奥博之さんです。
このCSコンサルティング株式会社が、創業25年のラーメン店「希望軒」を経営しています。
そして新しいみそ専門店として、札幌ラーメンみそ吟を、別ブランドで運営しています。
③株式会社アースリレーションは、
本社は愛知県名古屋市中区で、資本金は2525万円です。
代表取締役は、西堂洋一さんです。
CSコンサルティング株式会社は、希望軒で25年培ったノウハウを利用して、
札幌ラーメンみそ吟を新たに新業態として立ち上げたようです。
ラーメン店を開設した人に対してフランチャイズ店の募集をしています。
希望軒 加盟店加入条件
加盟店の条件は、加盟金200万円、保証金100万円、
研修費50万円、合計350万円が必要です。
(※税抜き価格です。※物件取得費は含みません。)
収益モデルは、月売り上げ400万円の場合、原材料費25%、
人件費18%、家賃8%、水道光熱費9%、ロイヤリティ3%、
その他経費3%で、支出合計が75%です。
償却前の利益が25%で、100万円という計算になります。
整理してみると、親会社は中部管財株式会社で、
子会社には、CSコンサルティング株式会社、
中部トラスト株式会社、株式会社アースリレーションの3つがあり
、いずれも100%株式を所有しています。
CSコンサルティング株式会社、
株式会社アースリレーションは、
フランチャイズ店を主催していて、
ラーメンとしゃぶしゃぶで独立したい人に、
独立の機会を提供し、経営指導をしているようです。
今日の札幌ラーメンみそ吟では、みそラーメンを注文しました。
みそラーメンの上には、ねぎしか乗っていません。
どうしたのかとメニューを見ると、チャーシュー、玉子、メンマ等は、
いずれも別料金のトッピングになっています。
これまで馴染んできたラーメンといえば、
チャーシュー、メンマ、ゆで玉子がないと、ラーメンらしくありません。
しかし、追加注文すれば、1000円をはるかに超えてしまいます。
希望軒改め札幌ラーメンみそ吟は、
ラーメン店が左右に3軒並んだラーメンの激戦区にあります。
ラーメンといえば、屋台を引っ張り、チャルメラの笛を鳴らし、
個人が行う小さな商売と思っていましたが、
今日「みそ吟」に行って、ラーメン業界でも新しい経営スタイルが持ち込まれ、
親会社、子会社、フランチャイズ加盟店等のように、
垂直統合されていることに気付きました。
2016年3月27日(日)