査読付投稿論文を一本書くのも1、2年、結果を待つのも半年、あぁ先の長い査読論文受理
査読論文が受理されないことには、前に進めません。査読付投稿論文を一本書くのも1、2年、結果を待つのも半年、あぁ先の長い査読論文受理 社長ブログ神戸/大阪市立大学 客員研究員/明石芳彦ゼミ
大阪市立大学大学院創造都市研究科の、
今年最後のゼミです。
といっても、学期末は3月末なので、
今日は今年最後のゼミという事です。
図書室では、気になる株価について、
週刊ダイヤモンドの記事が目にとまりました。
この所、東京証券取引所は、
平均株価が2万円までいくと、
その後がずるずると下がり、
また盛り返しては、2万円を越えると
、息が切れて、その後は下げています。
原因は、
中国経済の減速と原油価格の下落、
イラク情勢の悪化などがあります。
特に中国経済の減速は、
日本経済にも大きな影響を与えています。
今日の博士ゼミの発表当番は、
山﨑真嗣さんです。
先週は、査読付投稿論文の
詳しい報告を終わった後なので、
今日は博士論文の構想の発表です。
博士論文を書くためには、
査読付投稿論文を2本以上受理される、
外部評価が必要です。
外部評価が通ってから、
博士論文の構想発表が正式に出来る事になります。
今夜はその前の前段階の発表です。
もう一人は姓本憲和さんです。
発表が終わると、
明石芳彦先生からの講評があります。
皆さん熱心にメモをとって、
自分の論文発表の時の参考にしています。
思い返してみると、
博士課程後期の査読論文を書いている時は
、深い森の中をさまよっているとか、
大海原を浮きに捕まって漂っているような、
方向を迷う不安感がありました。
Googleマップで立体的に地図を見れば、
どこに行けば、どの道を通れば、
近道なのかは分かります。
ところが、
投稿論文を書いている時は、
出口が中々見えないのです。
指摘を受けては書き直して、
書き直すとまた別の道に進んでみたり、
迷路に陥ったりする事があります。
この迷路を抜けてしまえば、
あのときは無我夢中に出口を求めて、
一生懸命進んでいた事が分かってきます。
2015年12月21日(月)