大阪市立大学大学院の博士ゼミは、客員研究員として出席しています。昔の研究ノートに、研究方法を書き残しています。 博士後期課程の研究ノートを読み返して、事例研究の方法を思い出しています。
大阪市立大学大学院の博士ゼミは、客員研究員として出席しています。昔の研究ノートに、研究方法を書き残しています。 博士後期課程の研究ノートを読み返して、事例研究の方法を思い出しています。
大阪市立大学大学院の博士ゼミは、客員研究員として出席しています。
大阪市立大学大学院の、今年最初の博士ゼミです。
教室の照明とエアコンをつけて、皆さんが来るのを待ちます。
山﨑真嗣さんと家永秀則さんが来られたので、雑談が始まります。
家永秀則さんは、先日のKissFM神戸の取材を、
YouTubeで見たそうです。
モロゾフのコップに例えて、
強い考えを持つという内容に、感銘を受けたそうです。
博士後期課程の研究ノートを読み返して、事例研究の方法を思い出しています。
山﨑真嗣さんは、査読付投稿論文をほぼ完成させたので、
投稿先の学会に投稿する、細かい準備を点検しています。
初めての投稿なので、
経験者の松葉博雄に詳細の確認を求められました。
大阪市立大学大学院の客員研究員として出席しています。昔の研究ノートに、研究方法を書き残しています。
今年最初の報告は、菊池浩史さんです。
菊池さんの研究方法は、専門分野で、
顧客にアンケートを求めて、その回答をパス解析して、
仮説を証明しようとしています。
報告の後菊池浩史さんに質問したのは、
この研究は先行研究に対してどのような新しい発見や
貢献が出来そうなのか、という事です。
大阪市立大学大学院の客員研究員として出席しています。昔の研事例研究の方法を思い出しています。
二人目は、姓本憲和さんです。
姓本憲和さんは、事例研究の方法です。
ケーススタディーは、強みとしては、
①新たな理論を創出できる
②理論の検証可能性が高い
③理論が実証的に強固のものになる
と、このような強みがあります。
弱みとして、
①構築した理論が複雑になる
②理論が特定の範囲にしか適用できない
という点があります。
博士後期課程の研究ノートを読み返して、事例研究の方法を思い出しています。
私の院生の時に、研究ノートを沢山残しています。
この研究ノートを読んでみると、
経営のケーススタディーの意義について、このように書いています。
①経営に関する理論を考えるための材料
②理論的推論の場を提供する
③ケースを素材にして深く考える。
その思考に意味があるとしていました。
更に、ケースの持つ事実の重みについて、
①経営の現場で何を行い、
②その結果どうなり、
③更に何を呼び起こしたのか。
小さな事実の背後に、大きな深い理論が潜んでいる、
「あれ?」っと思うと、深堀をしてみる、
更に研究を深める為には、何故だろう?と考え、
更に、もう一度何故?と考えてみて、
その答えに対して、もう一度何故?と考え、
疑問を深堀していくようにと研究ノートに書き残しています。
報告ごとに、明石芳彦先生と小沢貴文先生からコメントが有ります。
そのコメントは、今日の報告を次の報告までに、
研究内容を高める為のコメントです。
一つの投稿論文が、次第に完成度が高くなっていく様子を、
ゼミに出席して感じています。
出来るなら半年くらいで一本の投稿論文を仕上げる
スピードが必要ですが、
仕事をしながらの社会人大学院生は、
先行研究を沢山読み込んで、
論文の中身を濃くする時間が、とりにくいようです。
2016年1月18日(月)