手土産に頂いた和田金の松阪牛が、今夜の夕食です。

ごちそうになったり、何かを頂いたときは、すぐに手書きのお礼状を書くように言われてきました。/社長ブログ神戸/夕食

伊勢松坂の「和田金」で、杉本先輩から持たせてもらった松阪牛のお土産を、今夜はステーキにして頂きます。

テーブルコンロでステーキをあぶりながら、塩コショウで味付けをして、一枚を二人で分けて頂きます。

和田金のすき焼きと網焼きの味を思い出しながら、ご招待してくれた杉本先輩の太っ腹なことを二人で話しながら、夕食を頂いています。

親として三人の子供たちに教えてきたことは、

人にご馳走になったら、必ず別の機会にでもお返しをすること、

もしお返しができないときは、代わりのお礼をすることです。

特に大切なことは、すぐにお礼状を書くことです。

手書きのお礼状が届けば、相手にご馳走したことが喜んでもらったという気持ちが伝わるからです。

お礼の手紙は、自由自在に文章を考えてすぐに書ける人もいれば、

なかなか文章が思い浮かばなくて、ついつい時期を逸してしまう人もいます。

そのような場合は、せめて電話でお礼を言っておくことです。

ステーキ肉ともう一つは、和田金の牛肉の佃煮も頂きました。

これがあればおかずがなくてもごはんが進むほど、美味しい牛肉の佃煮です。

松葉博雄は幼い時から、母に細かい躾を受けてきました。

親になると、今度は自分が子供に躾をする立場になりました。

子供が幼い時は、ストレートに教育が出来ていましたが、

子供が成人すると、幼い時のような教育や躾はできなくなります。

心配なのは、躾が行き届いてなければ、親の顔が見たいと言われないかということです。

杉本先輩とも、子供の躾についての話で盛り上がりました。

子供は親の背中を見て育つといわれているので、

もし子供が成人して躾が足りていなければ、それは親自身の問題でもあります。

こんな話をしているうちに、和田金の松阪牛は美味しそうに焼きあがりました。

お肉ばかりでは栄養が偏るので、付け合わせに野菜も炒めています。

杉本先輩は、四国八十八か所巡礼をご夫婦で回っているそうで、

すでに一周目は終わり、二周目に進んでいるそうです。

杉本先輩夫妻と、成人した子供たちとの付き合い方を話して、お互いによく似ているなあと思いました。

松葉博雄の亡くなった父母も、私の事をどのように思っていたのか、足りていないところはなかったのか、

今更確認することもできず、気になりました。

2015年11月12日(木)