宇宙航空研究開発機構(JAXA)沖縄宇宙通信所は 恩納村安富祖の山の上にあります。沖縄宇宙通信所の主な業務は、人工衛星の追跡と管制です。 沖縄ヤンバルツアーの途中で寄りました 第73回沖縄訪問(6)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)沖縄宇宙通信所 所在地 〒904-0402 沖縄県国頭郡恩納村字安富祖金良原1712
恩納岳からの眺望、屋良朝春さんの画廊喫茶「風の庭」~
恩納村安富祖 にある沖縄宇宙通信所
沖縄宇宙通信所は、1968年2月、
旧科学技術庁宇宙開発推進本部の
「沖縄電波追跡所」として発足しました。
1969年10月、
旧宇宙開発事業団の発足とともにその一施設となりました。
沖縄宇宙通信所の主な業務は、人工衛星の追跡と管制です。
打ち上げられた人工衛星からの電波を受信し、
人工衛星の位置や姿勢、
搭載している電子機器が正しく機能しているかどうかを知り、
状況に応じて、人工衛星に対してコマンド(指令)電波を送信するなど、
人工衛星を維持管理する役割を果たしています。
沖縄宇宙通信所パラボラアンテナ施設内には、
直径18メートルと10メートルの
パラボラアンテナを有する追跡管制局2式が設置されています。
出典 沖縄宇宙通信所HP
種子島から打ち上げられたロケットは、
まず沖縄宇宙通信所がその後追跡をしています。
南恩納村のヤンバルの森の中に建っている
パラボラアンテナは直径が30Mあります。
大空に向けて通信の仕事をしています。
ちょうど今日、種子島からH-IIAロケット9号機を、
種子島宇宙センターから発射する予定日です。
沖縄宇宙通信所 施設見学について
沖縄宇宙通信所には、パラボラアンテナ(計4基)のほか、
人工衛星の役割を説明した第1展示室、
放送衛星(BS)エンジニアリングモデルを展示した第3展示室、
宇宙に関する情報を楽しく学べる
宇宙情報ルーム・ビデオルームおよび環境コーナーなどがあり、
見学できます。
※見学は無料です。
ロケット発射の予定は今日の後、
更に22日にもロケット発射の予定が続けてあります。
沖縄宇宙通信所の敷地に咲く花も大変きれいな花があります。
次は、沖縄ヤンバルの森を一巡して58号線を通って
本部町伊豆味の方面へ行きます。
途中、名護市のロータリーの所に、コスモスが咲いていて、
車を停めてコスモスの花を見ます。
沖縄では桜の花が咲く頃とコスモスの咲く頃は、同じ時期です。
ヤンバルの森に入っていくと、
野いちごの花が咲いていました。朝顔も咲いてました。
途中見つけたカズラの花がとてもきれいだったので、
思わず写真を撮りました。
今日の沖縄ヤンバルツアーは、いつもの海岸部から、
山岳部へとコースを変えて車を走らせています。
沖縄ヤンバルツアーのガイド役をしていただき、
運転をしてくださっている松田光正さんは、
上間光元さんの奥様とはご兄弟です。
松田さんと上間さんの奥様は、自然の野花がお好きです。
遠い先の綺麗な花やめずらしい樹木を見つけ、
車をそばに寄せて、
松葉博雄に写真を撮りやすいように案内してくれています。
沖縄の本部町、今帰仁村のあたりで、
高い岳をいくつか周っています。沖縄のヤンバルの森は、
今新緑のシーズンで、桜は散り、新緑が目に映えています。
恩納岳の山頂部分は自衛隊が管理しています。
レーダー基地のようなものがあります。
ここから眺める景色は、遠く、
島が軍艦の様に見える伊江島でしょうか。
珊瑚礁のリーフが島の周囲に見えます。
松田光正さんが言われるには、
自分はいつも人の行かないところに行って、
一緒に行った人に驚きと感動を演出することが好きだと言われました。
このような人をもてなす気持ちのことを経営学では
「ホスピタリティー」と言って、
人的サービスではとても大切にしています。
確かに、松田さんがいなければ、
行けないような林道や山道を走っています。
途中、沖縄ヤンバルの森の中にある喫茶店に寄りました。
画廊喫茶「風の庭」のオーナーは屋良朝春さんで、
「風の庭」には、沖縄の各地を写生した作品を展示しています。
松葉博雄は素朴な絵に感動し、
カレンダーを一冊2000円で買って、記念に持って帰りました。
今日の沖縄ヤンバルツアーで休憩した、
画廊喫茶「風の庭」のオーナーである屋良朝春さんにお願いして、
記念の写真を「風の庭」の前で写しました。
このヤンバルの雰囲気が届きましたでしょうか?
神戸より2,3ヶ月も早い新緑のヤンバルの大自然を周り、
美しい花、緑、山岳からの景色、新緑の森など、
松葉博雄だけでは叶わないツアーができて、
大満足の一日でした。
006年2月18日