沖縄産の亜熱帯植物の鉢を、温室で預かって貰います。

ハイビスカス、ブーゲンビリア、月桃、バナナ、パパイヤ、芭蕉、カズラ、ヘゴヤシ、トックリヤシの越冬です。淡路(1) 社長ブログ神戸/社長の趣味・植物/沖縄の亜熱帯植物

霜が降りてくる前に、寒さが本格的になる前に、植木鉢で育てている沖縄の植物を、専門の植木屋さんに預かって貰い、温室で越冬する準備に取りかかっています。

温室に預ける植物は、ハイビスカス、ブーゲンビリア、月桃、バナナ、パパイヤ、芭蕉、カズラ等です。

専門家の植木屋さんは、どんな方法で植木鉢を包んで移すのか、今後の参考のために、その技をじっくりと見学してみます。

植木屋さんの話では、バナナの葉を包み込むときには、バナナに可哀想だと思い、少し隙間のある、空間にゆとりのある、包み方をしてしまいます。

しかしそれは、結果的には輸送中にバナナの葉を傷つけてしまい、良いことではないそうです。

ハイビスカスの鉢は、土嚢を作る砂袋のような袋を持って来て、鉢ごと袋に入れてしまいます。

こうすると、鉢の底から出ている根や土を、そのまま運ぶことが出来るそうです。

背の高いのは、沖縄から小さな苗を買ってきたパパイヤの鉢です。

パパイヤは一夏で、大きく育ちました。まもなく実がつきそうなくらい成長しています。

パパイヤの葉をシートで包み込み、輸送は寝かせて輸送するそうです。

特に大事にして育てたのは、沖縄から持ち帰ったヘゴヤシです。

ヘゴヤシは水が切れると、すぐに葉っぱが枯れてしまいます。

温室で預かって貰うときも、くれぐれも水を絶やさないようにと念をおしてお願いしました。

なんだか引っ越しの荷造りのようで、しかも、アート引越センターが引っ越しを科学すると、テレビコマーシャルで言っているように、植木鉢を科学的に梱包しています。

全部で50鉢ぐらいになりました。

これを、植木屋さんの温室で温かく越冬させて貰います。

直接地植えにすると、夏の間にもっともっと、沖縄の植物は生長します。

しかし、秋になり霜が降る頃になると、地植えの植物は寒さで震え上がり、12月と1月の凍えるような寒さでは、凍死してしまいます。

朝から始まった、沖縄から持ち帰った亜熱帯植物の越冬の支度は、トラックに乗せる準備が出来て、よそのお家に預かって貰う旅に出ます。

まるで子供をよそに預けるように、寒い冬を無事に越して、春になって温かくなったら帰っておいでねと、声をかけて送り出しました。

2015年10月29日(木)