外食は苦手です。もっと積極的にお店を選ぶべきです。神戸なら、三宮なら、探せば沢山美味しいお店がありそうなのに、その選ぶ努力もしていません。これでは中途半端な外食になります。　酒とめしのひら井

奥さんが外食を希望して、どこか近くに食事に行くことにしました。娘に指摘される悪い傾向は、どこかへお店を選んで、その上で予約をとってから食事に行かない方法です。

つまり、行き当たりばったり、なんの計画性もなく、ただただ気の向くまま、足の向くまま、お店を選んでしまって、そして結果はいつも後悔していることです。

なんども注意され、なんどもお店選びに失敗しているのだから、もうそろそろ、ちゃんとお店を選んで、計画的に外食に出かけるべきなのですが、今夜も、またもや気の向くままのお店選びです。

阪急三宮の駅を、北の方向に上がっていくと、飲食店が密集しています。

今日は6月の日が長い1日なので、6時を過ぎても外は明るく、飲食店街を行ったり来たり、ここはダメ、ここもダメと、なかなか入るところが決まりません。

そうだ、この近くに以前に料亭江川があったので、そこに行こうと、やっと目指す店が決まりました。すると今度は、料亭江川の店が見つかりません。確かこの辺のはずと、またもや行ったり来たりです。

もう奥さんも足が疲れてきて、どこでもいいからと消極的な発言になりました。そこですぐ近くにあったお店が、今夜の『酒と飯のひら井』です。

十分空席があり、奥のテーブルに案内されて勧められたのは、かつおのたたきです。鰹のたたきは、麦わらを使って焼くそうなので、調理場の方からは炎が上がっていました。

お通しですといって、冷凍枝豆を解凍して、つかみ取りですと言われた枝豆は、ほしくもないような枝豆なので、ここは勇気を搾ってお通しを断ってしまいました。

これは、これまでにないことです。お通しは、断れないものと思っていましたが、いらないと言えば、ちゃんと先付けの伝票から、お通しを消してくれました。

アスパラの天麩羅は、以前に次女がドイツに滞在している時に、ドイツでは、初夏の頃がアスパラの時期で、ドイツではアスパラ（シュパーゲル）がメインディッシュになるころです。

≫2012年6月

ドイツのシュパーゲルは、この時季には、国中でシュパーゲルを、いろいろな料理方法で食べているそうです。

外食を希望した奥さんですが、お店に入るとメニューを見ても、欲しい物がないようで、結局家に帰って、食べなくてもすむ程度の軽い食事で終わりました。

松葉博雄は、ビールがサントリーしかなかったので、これはこれで物足らず、家に帰ってアサヒスーパードライで飲み直しです。

2015年6月７日（日）