四国八十八箇所巡りは、小松島市のめん処玉好で、おそばを食べてから始まります。

めん処玉好の定食には、大きなおはぎが付いています。このおはぎを食べたくて、朝ご飯を抜きにして、おはぎを頂く、善男善女が多いそうです。 徳島ツアー(1)

雪が溶けて、野道もスノータイヤがいらなくなったので、今年初めての四国八十八ヶ所巡りを再会します。

淡路島を出発して、鳴門海峡大橋を渡り、鳴門で降りて、 小松島市にやってきました。

奥さんが、iPhon6を使いこなして、最近では検索が出来るようになったので、助手席で、今日の昼食をどこにするかを選んでくれました。

選んだお店は、大水車がある めん処そば茶屋 玉好(たまよし)です。

玉好名物『五角玉掛大水車』が目立ちます。そばの風味を引き出すため、自然の水の力を利用した、この五角玉掛大水車でソバの実を挽いているそうです。

玉好は、お店に向かって、右側がうどんと寿司、左側がおそばの店です。

うどんと蕎麦は、どちらが好きですか?と言われると、考え込んでしまいます。どちらも好きなのです。

しかし、どちらにするか、迷うことはありませんでした。うどんのお店の方は、まだ準備中で、おそばの方は、すでにお店が開いていたからです。

玉好は、うどんが親で、そばが、子の関係になります。親の方は、ゆっくりお店が開いて、子の方は、それより早くお店がオープンしている事になります。

席に座って、何にしようかと、お店の方に尋ねると、それはもうこれですよと、徳島産紋甲イカ使用のイカ天そばを勧めてくれました。

お店のインテリアには、陶器や、布製の編み物と、五月人形の鎧甲の額が有りました。

松葉博雄は温かい蕎麦で、奥さんは冷たいおそばです。定食には、大きなおはぎがついていました。

サービス係の女性の方に、こんな大きなおはぎを、全部食べる人がいるのですか?と尋ねると、うちのおはぎを楽しみにして、朝ご飯をぬいてまで、おはぎを食べに来られるお客様がいらっしゃるそうです。

これは驚いた、これだけいっぱい、定食があって、その上に、胸焼けしそうなおはぎが二つも付いていて、それを、楽しみに来る人がいるなんて、なんとも想像を超えそうです。

きっとそれは、甘党の女性だと思って確認すると、いやいやそうではありません。ちゃんとおひげもしっかりのびた、力の強そうな男性の方が、おはぎのファンに多いそうです。

12時前に、入店したので、今日のお店の最初のお客様になりました。向こうの席から、テーブルに並んだ、二つの定食を撮ると、こんな具合になります。

結果として、温かいおそばよりは、冷たいざるそばのほうが、きりっとした味で、蕎麦らしい味でした。

そばを食べた後で、隣のうどんの方に行ってみると、うどんのお店は、準備が終わり、営業を始めていました。

セットものが多く、これだけ食べると、お腹がいっぱいと思えるほどの、ボリュームが多い組み合わせの定食でした。

四国は、めん処です。どこに行っても、四国はうどんのお店が多い地域です。そのため、糖尿病も多いようです。

2015年4月23日(木)