4月の旬の野菜と言えば、ワラビ、筍、新玉葱です。神戸の社長/社長の生活/淡路ブログ
旬の食材を頂くと、命が延びると言われています。最後の晩餐に、季節外れの食材を要望すれば、最後の日が延びそうです。
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4月に美味しい旬の野菜のサイトを見ると、これが4月と思える食材やら、促成栽培やら、抑制栽培で、季節感のなくなった食材が並んでいます。
人工的に促成やら抑制するのではなくて、野外で自然に芽を出してくる、結実してくる食材を探しにフローラルアイランドに来ています。
これこそ4月と思えるのは、蕨(ワラビ)と筍です。筍は、まだ時期が早いので、価格は高めです。
わらびも寸法が小さくて、一束の容量も少なく、いくつも買わなければ、食べた感じがしません。
昔から初物を食べると、百日長生きすると言われています。どうしてそんなことになったのか、考えてみると、昔死罪で処刑される前夜、最後の晩餐は、食べたい物を食べさせてくれる、寛大な制度がありました。
そうなると、少しでも長生きしたければ、春の時期なら、夏や秋の食材を要望すれば、人工栽培がない時代なら、その食材が出回るまで、処刑を延ばしてもらえるかもしれません。
そこで4月の今なら、夏のスイカが食べたいとか、秋の松茸を食べたいとか、4月にはないものを言えば、最後の望みとして、食材が出てくる季節まで、処刑を待ってもらえることになります。
このように、初物を食べたいと注文すれば、処刑が延びたことから、初物を食べると、長生きすると言われるようになったようです。
その話は別にしても、季節を先駆けて、マーケットに並ぶ新鮮野菜を頂けると、なんだかこれまでの季節から、新しい季節を先取りしたようで、新鮮な感じがします。
道の駅に寄って、極早生玉葱を購入に行きました。極早生玉葱は、水分が多くて甘みがあり、とても美味しいのですが、日持ちがしません。
極早生玉葱を頂けるのは、淡路島市民の特権なのです。何しろ、淡路島以外のマーケットでは、なかなか販売されていません。
極早生玉葱の葉っぱの部分も、食材に使います。今日の干し蛸は、どのくらいの値段かと見てみると、大きいサイズで、一つ2500円です。
娘が、干し蛸が好きなので、買って帰ろうかと思いましたが、高いので止めました。
文旦はどうでしょうか?ぶんたんは、一個100円にまで下がっています。一個100円の文旦は、ソフトボールの大きさくらいで、力をかけて皮を剥いてみても、皮を剥いて袋から文旦の実を取り出してみても、それは、がっかりするくらい小さいのです。
まるで、ラッキョの芯を探すほどの苦労ばかりで、100円の文旦を買うのはやめました。
道の駅の売り物は、蛸と、芋です。蛸は、姿焼きもあります。芋は壺焼きになっています。
車でどこかへ出かけて、知人の所を訪問するときには、極早生玉葱を車に積んで、お土産に持って行きます。
極早生玉葱を食べると、その美味しさに大抵の方は驚かれます。
これから、園芸のシーズンがやってきます。お店の前には、トマト、ナス、キュウリ、イチゴ、エンドウなどの苗が、土いじりの好きな人を待っています。
松葉博雄も、土いじりが好きなので、トマトの苗を購入して、これからトマトの収穫を楽しみます。
2015年4月2日(木)