マーマレードを作ってみましょう。かなり、手間の掛かる作業です。作るのは、家族のための主婦の心配りです。

マーマレードを作って配るのが、楽しみのようです。マーマレードをいただいたら、美味しかったと言われると、嬉しくなります。

奥さんが作る、庭で出来た蜜柑を使った、マーマレードの作り方です。

自宅で採れた完熟のはっさくで、奥さんが、今年もマーマレードを作りました。

マーマレードを作るとき、いつもは奥さんは、娘や友達と一緒にするのですが、今年は一人で作っています。

はっさくの皮を切ったり、実を出したりするのは、結構手が掛かる作業なので、何人かで分担して作業すると楽にできるのですが、今年はその一連の作業を、奥さんが全部一人でしています。

はっさくは沢山あるので、切り終える頃には、すっかり疲れて手がだるくなってしまったようです。

マーマレードの作り方は、

①皮と実を分けて、皮の方を薄くスライスします。

②皮を水に浸けておきます

③沸騰したお湯に皮を入れて茹がきます

④お湯を捨てて、水をかけて絞って、鍋に入れます。

※③④を3回繰り返します

⑤ざるに揚げて、流水をかけて、絞ります

※絞ると、こんな感じになります

色味も変わり、皮の固さが取れて、軟らかくなってきました。そのままだと食べても美味しくないハッサクの皮が、何度も手間を掛けることで、美味しい皮に変わりつつあります。

⑥はっさくの実の方は、薄皮から中身を取り出して、ほぐします。

奥さんは、実が小さくて取り出しにくいわね、と言いながら、少しずつ、はっさくの実を取り出す作業を進めています。

最も面倒なのが、松葉博雄が見ていて、手伝いたくないのが、蜜柑の実の、袋取りです。これは、いじいじするほど、辛気くさい作業です。

マーマレード作りに使う砂糖は、希少糖、三温糖、上白糖の、3種類をブレンドしました。上白糖は、少量だけ使いました。

砂糖の量は、お好みです。その家ごとによって、好みの甘さがありますが、多くても甘すぎるし、少なすぎては、とろみが付かず、日持ちがしません。今回作業をしている淡路の家には、計量器がないので、砂糖の量は奥さんの目分量です。

⑦皮、実、砂糖の順に鍋に入れ、飴色になるまで煮ていきます

⑧煮ている間に、瓶を煮沸消毒しておきます

これも、折角手間暇掛けて作ったマーマレードに、雑菌が入ってカビが生えるのを防ぐための、大事な作業です。

マーマレードが熱いうちに、瓶に詰めて、出来上がりです。

このマーマレードが特に大好きなのは、奥さんの妹と、リッキー君のお母さんと、U君です。奥さんは、喜んでもらえるかなぁ?と思いながら、作ったそうです。

2015年3月12日(木)