安倍晋三内閣の集団的自衛権の容認に対して、最高裁判所の違憲立法審査権は、どうなっているのでしょうか?
最高裁判所は、安倍晋三内閣総理大臣の、憲法の解釈の変更を、貝のように黙っているのでしょうか?
殻付きカキが、届きました。殻つき牡蠣が届いたのは、三寒四温が続く、3月の中旬です。
そろそろ、冬の味覚のカキも、シーズンオフになりそうです。
庭の梅は、早咲きが散り始め、次の梅の花は、やや日陰になっている、遅咲きの梅です。
梅は、日光が長い時間当たると、咲くのが早くなり、日陰の場所の梅は、咲くのが遅くなっています。
これは、今の株価回復基調の、個別銘柄と同じようです。
つまり、投資家の注意が集まり、投資が集まる銘柄ほど、値上がりが早く、投資が集まっていない銘柄は、平均株価が上がっても、個別銘柄としては、株価は上がらないのと、同じです。
梅は、闇夜で、照明を当てて見た方が綺麗なので、今夜も照明を当てて、梅見をしています。
発泡スチロールで保冷されてきた、蛎殻付きのカキは、これから焼きガキにしていただきます。
焼き牡蠣をするには、炭火で焼いたら美味しいのですが、夜のことなので、電子レンジで加熱することにします。
電子レンジの中で、牡蠣は、破裂することがあります。そのため、ラップに包んで焼くと、蛎殻が飛び散ることはありません。
今夜の牡蠣は、播州赤穂産の、サムライオイスターです。
寡黙な人のことを、牡蠣のような人、といいます。思い出すのは、戦争中に、赤紙一枚で招集された一兵士が、上官の命令で、捕虜のアメリカ兵を殺害した結果、東京裁判で有罪とされ、進駐軍によって、戦犯者として、死刑にされた話です。
死刑になるとき、「私は貝になりたい…」と、一言言い残して、処刑されたそうです。
安倍晋三首相は、閣議決定で、集団的自衛権を容認しようとしています。
ここで、不思議に思うのは、このような、国民全体に関わる重要なことは、一内閣で決められることではないし、自衛隊法改訂は、最高裁判所の違憲立法審査権が、関わることではないかと思います。
こんなときに、最高裁判所が、貝になってもらっては、困ります。
最高裁判所は、憲法の条文に照らして、集団的自衛権の発動が合憲であるか、違憲であるか、判断を出してもらいたいものです。
社員の方から、自家製の、いかなごの釘炊きをいただきました。
いかなごのくぎ炊きと、焼きガキを、一緒に、ビールのお伴に、いただきます。
今年のいかなご漁は、不漁のようです。いかなごの価格は、年々上昇しています。
晩ご飯は、いかなごのクギ炊きと一緒に、いなり寿司です。
松葉博雄の年代に近い人達と話をすると、安倍晋三内閣総理大臣の進める集団的自衛権の容認は、私たちのお父さん、お母さんが、戦争で苦しんでいるので、反対の意見が多く聞かれます。
段々海外派兵がしやすくなり、もし同盟国への派兵が戦争のきっかけになれば、赤紙が来て戦場に行くのは、孫達の世代になるかもしれません。
そうならないように、最高裁判所からの違憲立法審査権を、貝のように沈黙しないで欲しいものです。
2015年3月18日(水)