啓蟄(けいちつ)が過ぎると、蟻が家に入ってきます。冬と春が交差する季節です。
啓蟄が過ぎると、蟻が家に入ってきます。塩鮭にアリがたかるとは、何かの勘違いでしょうか?そろそろ、寒さ対策の粕汁は終わりです。そろそろ、気温が上がり、梅が咲いてきます。冬と春の交差する一夜でした。
2月の下旬に、
やっと、梅の見頃がやってきました。
今年の2月は少し寒いのか、
例年の2月より、梅の開花が、
遅れているように思います。
今夜の夕食は、粕汁です。
最近、やや体重が増えて、これではいけない、
このままではマズイと思い、
しばらく減量する事にしました。
酒粕に含まれるレジスタントプロテインには、
摂取した脂肪分を吸着して排出する効果があり、
食物繊維も多いので、
中性脂肪や悪玉コレステロール値を下げてくれる
というダイエット効果も期待できるそうです。
今夜は、白いご飯を抜きにした、
かす汁だけの晩ご飯です。
そうなると、食卓で食べる必要もなく、
梅が見える、窓際で食べる事にしました。
粕汁だけでなく、野菜も、
できるだけ生のままで頂くことにします。
一緒に頂くのは、玉ねぎのスライスです。
啓蟄が過ぎると、
家の中にも、アリが入ってくるようになり、
甘いものを放置しておくと、
蟻がたかることがあります。
驚いたのは、粕汁にいれる塩鮭に、
蟻がたかることです。
最近のアリは、砂糖と塩を間違えるのでしょうか?
そんなわけもなく、塩鮭と言いながら、
実は、甘鮭でしょうか?
今夜の食事の方針は、
ご飯を食べないで、汁気の多い、
粕汁を2杯飲んで、水腹にして、
満腹感を得ようとしています。
ウメは、ライトアップして、
部屋の中からも、見えるようにしています。
こうして、うめを見ながら、
かす汁を頂くのは、なんとも言えない、風情です。
もともと、粕汁は、寒い時に頂くお料理です。
それが、そろそろ梅が咲く、
気温が10℃以上になった頃、
寒さはそれほどでもない時期に、
桜やウメを見ながら、寒い時の料理である、
かす汁を頂いています。
アリが、砂糖と塩を取り違えるように、
松葉博雄も、寒い時に頂く、
身体の温まる粕汁と、
そろそろ季節の変わり目を告げる、
ウメの開花を、夜に、ライトアップで、
梅見をしながら頂いているのですから、
冬春の季節の取り違いのようです。
しかし、これは、奧さんのせいではありません。
水分を沢山取って、
お腹をだまそうとする、希望のせいです。
2015年2月24日(火)