原油価格が下がってきています。原油価格が下がると困るのは、売り手の産油国です。寄せ鍋を作りながら考えたこと。

産油国は、手持ちの金融資産を、原油価格下落の補填に、売却するかもしれません。そうなると、世界的なお金の流れは、これまでとは変わってきます。なめこ茸雑炊を作りながら考えたこと。

年が明けて、2015年になり、大発会は、1月5日月曜日からです。

さて、今年の株式市況は、どうなるでしょうか?それが、1月6日火曜日の、今年2日目には、日経平均株価は525円も下がってきました。

今夜の晩ご飯は、寄せ鍋です。寄せ鍋は、冷蔵庫に有る物を、鍋に寄せ集めるから、寄せ鍋でしょうか?

出汁に使うのは、金目鯛の干物です。左右に開いた金目鯛は、アルミ鍋に入れられると、何か別の物に見えてきます。心理テストのように、あなたはこの絵が、何に見えますか?と尋ねたいような形になりました。

鍋に、人の顔が見えるようにも見えます。金目鯛の開いた両側が、頬のように見え、金目鯛の目は、人の顔の目にも見えます。

寄せ鍋の脇役は、なめこ茸、白菜、みつば、豆腐です。

奥さんの工夫のひとひねりで、鶏肉のつくねを入れます。寄せ鍋が、ちゃんこ鍋のようになってきました。

冷蔵庫の冷凍室には、蟹が残っていました。この蟹も、鍋に入れます。

2014年12月の、衆議院総選挙で、安倍晋三内閣の政策である、デフレからの脱却と、それを遂行するアベノミクスの遂行を、選挙の争点に掲げ、審判を仰いで、勝利したことで、今年もアベノミクスは遂行されます。

こうなると、結果としての通信簿は、一つの平均株価に出てきます。

そのターゲットは、平均株価2万円台乗せです。

じわじわっと、原油価格が下がってきています。原油価格が下がると、困るのは、売り手の産油国です。

産油国は、手持ちの金融資産を、原油価格下落の補填に、売却するかもしれません。そうなると、世界的なお金の流れは、これまでとは変わってきます。

寄せ鍋の煮え立った頃、これから寄せ鍋の美味しいところからいただきます。

やはり、蟹からですが、冷凍カニは、保存のためにかなり塩を使っています。この塩が、解凍されて鍋に出てきて、塩分濃度を高めています。つまり、産油国が持っていた金融資産が溶け出して、金融市場に出回り、代わりに資金が産油国に吸収される構図になります。カニの塩とそっくりです。

原油価格が下がれば、みんなが潤う、とばかりはいかないようです。

もちろん、日本経済にとってみたら、原油価格の下落は、歓迎することですが、資金の流れが変わることに、注意が必要です。

寄せ鍋をいただいた後は、ご飯を入れて雑炊作りです。

雑炊を作る前に、全ての具材を引き揚げて、雑炊には、寄せ鍋の素材から出された、味のエキスで、雑炊を作ることになります。

ガスの火をここで急に高めて、だし汁が沸騰する頃、卵を溶いて、雑炊に流し込みます。

熱は、すぐに止めて、タンパクの過剰な熱反応を抑えることにします。

次に入れるのは、なめこ茸の、先端部分の、ナメコです。

香りを付けるために、三つ葉を何枚か落として、これでなめこ雑炊が出来上がりました。

なめこ雑炊の仕上がりを見て、このように、今年の経済市況をよく読んで、最後に2015年の年末には、

投資の成果を、ナメコ茸雑炊のように、美味しい結果になったらいいなぁ、と思います。

美味しいなめこ茸雑炊を作るには、これまでの経験がいります。しかし、投資は、日々市場環境が変わり、これまでの経験が応用出来ないことが普通です。

ウクライナを併合したロシアが、国際的な制裁と、原油価格の下落で、これほど窮地に陥るとは、誰も予想していなかったように、市場環境は、明日のことは分かりません。

大きな波をサーフィンで乗り切るように、次々に起きる投資環境を、うまく乗り切りたいものです。

2015年1月7日(水)