死んだらどうなるのか、まだわからないそうです。でも、心安らかに死を迎えられるように、修業に励みなさいと、言われています。

敬老の日なので、この先、どうなるのか考えてみました。心を丸くしようとすれば、世俗との関わりは少なくした方がいいようです。そうすれば、頭は軟化していきそうです。しっかり生きるか、柔らかく生きるか、奧さんと敬老の日の会話です。

敬老の日の夕食は、奧さんと二人で、お肉を焼いて食べます。奥さんが準備した食材を動かして、顔を作ってみました。

この日の新聞によれば、日本の敬老の対象者と言われる65歳以上の方は、過去最多の3296万人だそうです。

益々増える高齢者に、日本はこれまで経験をしたことのない社会に、向かっています。お金持ちはこの高齢者の方達で、高齢者の方がお金を使うとすれば、孫のためとか、子どものためなら使いそうです。

松葉博雄の奧さんは、長引く風邪で、夜は咳のために、熟睡できていなかったそうです。それでも、お肉でも焼いて食べようかと、そごうの大井肉店に行き、お肉を買ってきてくれました。

敬老の日には、これまでは、お世話になっていたお年寄りに、花とか、衣類、食べ物などをプレゼントしていましたが、松葉博雄と奧さんから見る高齢者は、90歳以上なので、だんだんと、お礼を差し上げる人が減ってきています。

立花隆さんの取材では、人間は死んだらどうなるのかという研究テーマで、長年世界の科学者にインタビューを続けています。

最初は、臨死体験からでした。その臨死体験も、なぜそうなるのかと、より深掘りをしています。現在の所、人間が亡くなったらどうなるのかは、科学的には解明されていません。

生きている間は、出来るだけ体調を良い状況に保とうと、お肉を食べるときも、「がありっく油」の、良い油を使っています。更に、本物のにんにくも一緒に焼いて、食べています。

立花隆さんは、現在では、人間は死んだらどうなるかは解明できていないけれど、人間は、心安らかに死んでいけるように、年を取ってくると、死を怖がらないで迎えられるように、心の準備がだんだんと進んでいくと、言われています。

なるほど、定年を迎え、仕事から離れて、家庭に戻り、奧さんと一緒に買い物に行ったり、食事を作ったりしているうちに、だんだんと、お金儲けや、仕事の競争から、心が離れていきます。

それが、人間が丸くなったと言われる現象です。戦争や病気で亡くなる時代と比べて、現在は長寿の世代になっています。平均寿命でさえ、男性も女性に追いつき、80歳を越えることになりました。

奧さんと、焼肉を食べながら、この先の事を考えてみると、どちらが先にあの世に逝くのか、考えれば考える程、松葉博雄が残る方が問題が多いそうです。

それならそれを励みにして、奧さんは松葉博雄よりは長く生きるように、励まなければなりません。

仕事をしているほうが、社会との関わりが深い方が、頭はしっかりするのですが、頭をしっかりさせようと、いつまでもビジネスや研究、人との繋がりに関わっていると、今度はなかなか、人間が丸くなりません。

さてどうしたものか、丸くなるのか、頭をしっかり維持するのか、答えのない会話になりました。

2014年9月15日(月)