あったらいいなぁと思うのは、沖縄に来ているように感じる、温室の植物園です。

水族館に比べて、熱帯植物園の集客は、子供が喜びそうな展示物が少ないので、苦戦しているようです。  淡路 奇跡の星の植物館(4)

奇跡の星の植物館のフラワーショースペースは、花と人、人と人との交流スペースとして作られました。

世界の花文化を伝える展示、華麗なラン展、クリスマスショーなど年7回のフラワーショーを開催しているようです。

花に包まれたパーティーやコンサート、結婚式なども行われる、植物館の一番のメインスペースだそうです。色とりどりの花々が、スペース一杯に咲いています。

トロピカルガーデンは、耐暑性のある熱帯植物が多くあります。トロピカルガーデンでは、暑い夏を元気に彩るカラーリーフプランツや、トロピカルフラワーなど“色鮮やかな植物材料”を提案しています。

また、形がユニークな原種のラン、食虫植物等の珍種植物のコレクションもお楽しみいただけます。(HPより)

日本では聞き慣れない、“ドラキュラ”の花がありました。ドラキュラと言えば、恐怖小説ドラキュラに登場する男性の吸血鬼のことを、まず思い浮かべます。

ドラキュラの仲間は、中央アメリカからエクアドル、コロンビア、ペルーの熱帯高地の雲霧林を中心に、約100種が自生します。花の姿が、吸血コウモリに似ていることから、この名が与えられた言われています。

花びらのように見えるのはガクにあたる部分です。実際の花びらは、2枚が小さく退化して、ほとんど見えず、残りの1枚が複雑な形に変化して中央から突き出ています。

この部分は、唇弁(しんべん)と呼ばれます。この唇弁が、キノコの傘に似ていて、キノコバエをおびき寄せ、受粉を手助けさせると言われています。

さらに不思議なことに、そのドラキュラが生えている周りには、その唇弁にそっくりの、本物のキノコが生えており、また、ドラキュラの種が変わると、その唇弁の色や形も変わり、キノコもそれに合わせて違う種類のキノコが周りに生えると言われています。

ジャングルのうっそうとした場所に育ち、この展示室のように薄暗い多温の環境を好みます。日本では高温多湿の夏を嫌うため、栽培は容易ではありません。

このような記載がありました。とても不思議です。

ラン栽培ビギナー必見!どの洋ランが育てやすいの?

●オンシジウム

暑さ寒さに強く、ランの中では育てやすさもトップクラス。良い香りがする品種もあり、ビギナーにオススメの逸品です。

●デンドロビウム(ノビル系、ギンギアナム系)

寒さに強く、強健なので、比較的楽に、翌年以降も花を咲かせて楽しめます。特に、花付も豪華なノビル系は人気。

●セロジネ

清楚な白い花姿のセロジネ。中でも、クリスタータやインターメディアは、寒さに強くて丈夫で育てやすい品種です。

香りも良いので多くの展示会にも出品されています。

●エビデンドラム

日差しを好み育てやすく、開花期間も非常に長い!環境が良いと、花茎の頂部に次々と蕾をつけ、花茎の途中からも新しい花芽が!!半年以上楽しめることもできます。

●ジゴベタラム

甘い香りがする、シックな色合いのラン。栽培方法は、シンビジウムに近く、比較的簡単に育てられます。

夢舞台は、かなりの公的資金で支えられています。民間で営利を主体にすれば、きっと、このような収益性の見込めない事業は、敬遠されていると思います。江戸の時代でも、今でも、ガーデンが無い人は、いっぱいいます。

だからこそ、このような巨大温室や、ガーデニングの楽しみに集まってくるのです。むしろ公園のように無料にして、より沢山の人に楽しんでもらえたら…と思いました。

2014年1月30日(木)