シードコンタクトレンズの浦壁昌広社長は、行動力のある社長です。日本中、海外にも気軽にお出かけです。

シードコンタクトレンズの浦壁昌広社長は、行動力のある社長です。日本中、海外にも気軽にお出かけです。シードは、メニコン、ニチコンと並んで、コンタクトレンズの国産大手三社の一つです。海外メーカーに対抗して、日本で唯一国産の使い捨てレンズを国内で製造しています。

12月20日は冬至です。

朝、事務所に差し込む日差しを見ると、

ずいぶん低い位置から日が差し込み、南向きの窓からは、

太陽の明かりが、部屋の奥にまで差し込んできています。

冬至の対極にあるのが夏至で、夏至の頃を考えると、

太陽の日差しは弱く、日照時間も短く、

太陽の日照時間は、一番短い日になりました。

ものは考えようで、これで峠を越して、

これからは少しずつ日が長くなっていくのです。

今日の来客予定は、シードの浦壁昌広社長との会食です。

 

場所は江戸町の東荘です。

東荘と言えば、松葉博雄が、2000年4月から、

神戸商科大学大学院に入学したとき、

中国から留学して来た任慧さん夫妻と友達になり、帰国の時に名残の食事会をした場所です。

浦壁昌広社長と、八町英一学術部マネージャーそして、

担当の中野隆一さんの3人とご一緒です。

浦壁昌広社長からは、この一年間の、

お取引に関する御礼のご挨拶がありました。

シードさんの経営者とご一緒に面談するようになったのは、

前社長の井上忠社長からです。

それまでは、シードの会社の経営者とお話しする機会はありませんでした。

そのきっかけとなったのは、松葉博雄が2005年から、

大阪府立大学大学院の北居明先生と、

企業組織文化の研究を始めたことです。

コンタクトレンズの業界文化や、

それぞれの企業の企業組織文化を研究するため、

シードの東京本社を訪問し、

井上忠社長にインタビューをお願いして、それ以来親しくさせて頂いています。

井上忠社長から、浦壁昌広社長に社長が交代したあとも、

浦壁昌広社長は、神戸の我が社に時々表敬訪問に来られています。

 ≫2011年4月27日

浦壁昌広社長は、元銀行マンです。浦壁昌広社長は、

ロンドンで暮らした海外生活の経験もあります。

しかも、ロンドンの大学院を修了している経済学修士です。

先附 「茶碗蒸し 鱶鰭餡」

経歴をお伺いすると、とてもエリートで、

コンタクトレンズの繋がりがなければ、

こうしてご一緒に会食する機会もきっとありませんでした。

前菜 「雲子醤油焼/牡蠣燻製/下仁田生ハム巻/公魚おかき揚げ/鴨ロース/雪輪蓮根」

浦壁昌広社長はエリートでありながら、

とても腰の軽い行動力のある経営者です。

この行動力で、社員の先を歩き、どんどん意志決定を行って、

早いスピードの経営をしているように見えます。

その例として、これまでコンタクトレンズは、

視力矯正用具として高度管理医療機器の範疇でとらえていました。

それを、神戸コレクションの中にシードのアイコフレをいれて、

ファッションの一部として、神戸コレクションに参加しています。

御椀 「焼目鯛 聖護院大根」

松葉博雄も、シードの神戸コレクションのシークレットパーティに呼んで頂きました。

造里 「鮮魚盛り合せ あしらい一式」

浦壁昌広社長は、 経済学修士なので、幅広く、

奥の深い経済学の知識を持っていることを感じます。

揚げ物 「油目 木の芽 芽葱」

松葉博雄は、神戸商科大学大学院で、

普通36単位で修了できるところを、

経営学だけでなく経済学の講座も受けたので、

修得単位は経営と経済の合計が76単位と、

たくさん頂きました。

お食事 「蟹 壬生菜の炊き込みご飯 留椀 香の物」

浦壁昌広社長とお話しして共鳴するのは、

今のコンタクトレンズ業界の業界文化です。

自分の家族や、子ども達、そして知人友人に、

誇れるような業界文化を創りたいという思いです。

水菓子 「ラフランス 苺」

お昼の会食なので、アルコールは避けて、

ノンアルコールビールで、飲んだつもりの会食です。

今日は、三連休の土曜日で、

本来浦壁昌広社長は会社の定休日ですが、

こうしてお休みの日にも、

出来るだけたくさんの取引先とお話ができるように、

全国行脚中です。

夜の会食と違って時間も短く、

東荘の外に出てもまだ日は高く、明るい日差しです。

神戸で、シードのコンタクトレンズ製品の市場開拓をすれば、

その顧客を競争企業と奪い合いするのではなく、

その後も、生涯顧客として、

長いおつきあいが出来るようになるにはどうすれば良いか、

これを浦壁昌広社長と相談し、

来年から実施してみることになりました。

2013年12月21日(土)