那岐山の蛇淵の滝を目指して、渓流に沿って山を登ります。

蛇淵の滝の遊歩道の休憩場所で、松葉博雄の奥さんがお茶を点てて、野点を楽しみました。 片山正喜さんと岡山湯郷温泉(6)

那岐山の山の駅を出発して、次に向かうのは、蛇淵コースです。林道の周りは、少しずつ紅葉がはっきりしてきています。

この近くに、菩提寺があります。菩提寺の大イチョウを見るつもりでしたが最近の大雨で、崖崩れが起き、菩提寺に通じる林道は、通行禁止になって、車で行くことは出来ませんでした。車を置いて、蛇淵の滝遊歩道を歩きます。

>>2008年10月にみた菩提寺の大イチョウ

これから遊歩道を歩いて、渓流に沿って、野点に相応しい場所を探して行きます。

片山正喜さんが、車に荷物を取りに行くと言って、車に戻っている間に、松葉博雄と奥さんは、渓流から少し離れたため、片山正喜さんと離れてしまいました。

奥さんと一緒に渓流を遡って、源流に登って行きます。道は段々険しくなり、片山正喜さんが先に行っていると思い込んで、名前を呼びながら、さらに上流へ、上流へと進んで行きます。

こんな渓流が、神戸の家の庭にあったらなぁと、絶対にありえない願望を思い浮かべながら、川の流れの美しさに見とれて、さらに上流へと進みます。

途中で滝を見つけました。立派な滝です。しかし、自然の滝ではないようで、堤防を越える水が、滝のように見えた、人工の滝でした。

奥さんには、少しきつい傾斜の山道です。しかし、もっと先の方で、片山正喜さんが、二人を待ってくれていたら、待たせるのも気の毒なので、奥さんを励ましながら、さらに上流へと登っていきます。

行き着いたところは、階段のように手すりのついた、急勾配の登り口でした。階段には、自然の水が流れていて、今履いている靴では、登れそうもないので、来た道を引き返します。

引き返して、最初に遊歩道に差し掛かったところで、片山正喜さんと出会いました。彼は、蛇淵の滝まで行ったそうです。

遊歩道の入り口辺りで、コンクリートのテーブルもあるので、ここで野点をすることにしました。

お湯を沸かして、松葉博雄の奥さんがお茶を点てて、片山正喜さんと松葉博雄が、客人になって、一服ずつ頂きます。

渓流の音が聞こえる、森林の中の野点です。所々、林の中に、木洩れ日が差し込む所があり、その周辺を明るくしています。空気は凛として冷たく、背筋が伸びる思いです。

ここは中国山脈の那岐山の森林の中です。なんと、空気の美味しいことでしょうか。

渓流で汲んだ自然水を沸かし、点てたお茶を頂くと、水の美味しさが一層引き立ってきました。

片山正喜さんが、旅の途中で自然の中で、こんな野点をしたかったそうですが、この和敬清寂の良さが、どれだけ共鳴しえるかが問題だそうです。

お手前に用意しているお茶請けは、栗の実で作った、栗饅頭です。松葉博雄は不得意なので頂きませんが、とっても美味しいということなので、ほんのちょっぴり舐めさせてもらいました。

お茶と併せて頂くと、甘さでお茶の渋さが中和されるようです。

2013年11月2日(土)