岡山県奈義町の『まつぼっくり』で、昼食です。中国山脈の山頂部分では、杉や檜の花粉は、風に乗って、麓に飛んでいくので、地元には花粉が降らないそうです。 

岡山県奈義町の『まつぼっくり』で、昼食です。中国山脈の山頂部分では、杉や檜の花粉は、風に乗って、麓に飛んでいくので、地元には花粉が降らないそうです。 片山正喜さんと岡山湯郷温泉(7)

まつぽっくり

蛇淵の滝の遊歩道で、野点を楽しんだ後は、

少し早い時間ですが、

『まつぼっくり』に行って、昼食を頂きます。

国道53号線を、黒尾峠に向かっていく途中に、

鉄橋で作ったスロープがあります。

この橋を登り切ると、まつぼっくりがあります。

近くの滝から引いた水を利用して、

庭に水車を回しています。以前に見た、

白い大型犬は、姿が見えません。

『まつぼっくり』のお店に入り、窓越しに見る、

この辺りの風景は、どの山の斜面にも檜が植えられています。

この杉や檜が、春先には花粉を孕み、

風に乗って人里を襲います。

まつぼっくりのお店の人の話では、

杉や檜に囲まれていても、

花粉はここまで飛んで来ないそうです。

山頂部分の花粉は、風に乗って、

山を越えて、麓に飛んでいくそうです。

もし、農林水産省が、全国の杉・檜の植林を、

ここまで徹底的にしなければ、

どこの山にも、自然林が残り、自然林には、

木に木の実がついて、それが鹿や熊、

小鳥などの野生動物のお腹を満たしてくれていたことでしょう。

自然林が残っていれば、紅葉、楓などは、

秋になると紅葉して、山を錦の模様で覆ってくれます。

それが画一的な植林で、どこの山に行っても、

杉や檜ばかりで、結果論ですが、輸入木材の価格に太刀打ちできず、

間伐もされないまま、山は荒れています。

今日いただく昼食は、片山正喜さんは鴨肉うどんです。

松葉博雄は、鴨鍋定食です。

まつぼっくりは、何年か前と、ほとんど変わっていません。

まるで時計が止まったようです。

奥さんは、何かハイカラなものを食べています。

しかし、昼食にしては重すぎて、食べ切れていません。

まつぼっくりに来ると、子供達を連れてきたときの思い出や、

子供の友達と一緒に来たときの思い出が、浮かんできます。

こんな、自然の中の、

まるでタイムスリップしたような思い出の場所を訪れることも、

気が治まって、良いことです。

鴨鍋定食も、食べ応えのある、重い重い昼食でした。

ビールを飲みたいところですが、片山正喜さんは、

16時に神戸に戻りたいという希望があったので、

運転の役割があり、ビールを飲むのはやめです。

鴨鍋を食べながら、田舎はいいなぁ、

山に囲まれた山間地もいいなぁ、

こんなところに隠れ家があったらいいなぁと、思いました。

岡山県にも、あちらこちらに、山陰と山陽を結ぶ、

高速道路が出来て、

従来の国道は車の数がめっきり減っています。

このまつぼっくりは、国道53号線に面していて、

山の頂上部分にあるので、

冬になるとタイヤチェーン無しでは越えられません。

このため、利用客は少なくなっているそうです。

同じお昼ご飯を、同じような値段で食べていますが、

岡山県の中国山脈の山頂部分に位置する、

まつぼっくりに来て、頂いた鴨鍋定食は、

1500円の値打ちが十分にありました。

2013年11月2日(土)