作州浪人 宮本武蔵 美作の大原の里で生まれ育ちました。ここに宮本武蔵のお墓があります。 宮本武蔵の里

作州浪人 宮本武蔵は、美作の大原の里で生まれ育ちました。ここに宮本武蔵のお墓があります。 宮本武蔵の里 美作へ(1)

宮本武蔵といえば、松葉博雄の幼年時代は、竹の棒の刀を持って、チャンバラごっこをする時、必ず出てくる剣豪です。

最近の子供達は、外に出て、チャンバラをしている姿をほとんど見ません。宮本武蔵の名前は、知らない子供達が多いかもしれません。

今日は、剣豪宮本武蔵の生まれ育った、岡山県美作市の武蔵の里に行きます。

途中、河西のドッグランでは、一人で3匹も愛犬を連れて、ドッグランに来ている人がいました。今の時代は、子供の代わりにワンちゃんを飼って、うんと可愛がっているお父さん・お母さんが多いようです。

中国縦貫道路での佐用で、鳥取道に道が変わります。

しばらく鳥取に向かって走っていると、道路脇には宮本武蔵の里である看板が出てきます。

インターの名前は大原です。大原を降りると、すぐ近くに武蔵の里があります。

武蔵の里には、宮本武蔵に関する施設が集まっています。宮本武蔵武道館、宮本武蔵顕彰、宮本武蔵生誕地碑、宮本武蔵の生家などが、この地域にあります。

剣豪宮本武蔵に因んで、剣道場がある武道館がひときわ目を惹きます。

中国山脈に近い山間部の為、お天気は変わりやすく、雲が出てきたり、晴れ間が出てきたり、ころころお天気が変わります。

武道館を見てみようと近づくと、木曜日は定休日でした。悪い予感です。この辺りの大抵の施設が、ひょっとすると木曜日を定休日にしてそうです。

すぐ近くの特産物直販所 武蔵の里 楽市楽座をあてにしていましたが、ここも木曜日が定休日です。

宮本武蔵の資料館は、入り口が開いていたので、中に入ってみます。

資料館の中には、宮本武蔵を摸して作ったのか、二刀流を構える人形が展示されています。

後日、小倉城に行くことがありました。小倉城の天守閣の一隅に、宮本武蔵と佐々木小次郎が、巌流島で決闘したときに使った、重い棹と、長剣物干し竿の二つのレプリカが展示されていました。

持ってみるとこれは、武芸者でなければ、使い切れないほどの重さです。これだけの重い武器を、使って決闘したのですから、宮本武蔵の体も、きっと大きく、筋肉質だったと想像します。

≫2013年11月19日

宮本武蔵温泉もありました。この温泉も、木曜日は定休日です。残念ながら、武蔵のお湯は使えませんでした。

2013年11月19日

あれもこれも、木曜日になると、一斉休業です。これでは、木曜日がお休みの人には、武蔵の里に来ても遊んでもらえません。

特に困るのは食事をする場所です。どこか食事をする場所がないものかと、車でぐるぐる回ってみましたが、どこもお休みです。

一つだけ開いていました。カラオケ併設の喫茶店です。

喫茶店に入って焼きそば定食と、カレーうどんを、奧さんと一緒に頂きます。

上座の方に、小さいステージがあって、ここでカラオケを歌う人が歌い、下座の方の席で、カラオケの順番を待つ人が座って待ちます。

奧さんが注文した、カレーうどんです。カレーうどんを作った後から、お店のご主人は焼きそば定食を作っています。どちらを先に作るのか、何かルールがあるのでしょうか?

冬になると、この地方は、20cmほどの雪が積もるそうです。

2013年11月7日(木)

作東バレンタインホテルで、結婚式を挙げることに、この地方の女性はあこがれるようです。宮本武蔵の里 美作へ(2)

カラオケ喫茶で、焼きそば定食を食べた後、すぐ近くにある宮本武蔵ゆかりの家「平尾家」の屋敷を見学しました。 現在も使っている家なので、屋敷の中までは入れません。入り口あたりから、茅葺きの家を見て、これが宮本武蔵が生まれ育ったところと、当時を偲ぶ生活環境を想像します。 家の前には、広いお庭があります。昔は、農家には、農作業をする為の敷地があったので、この敷地を使って、農作業をしていたのかなぁと思います。 ゆるやかな坂を上って、宮本武蔵を祀る神社と、宮本武蔵の墓にお詣りします。 宮本武蔵を祀る神社は、比較的近年作られています。宮本武蔵は、生涯無敗だったので、負け知らずにあやかりたい人達も多いのです。 宮本武蔵と言えば、その勝負のクライマックスは、巌流島の戦いです。映画で見た巌流島の戦いは、相手 佐々木小次郎をイライラさせるために、わざと遅刻して、遅く巌流島に着いて、その後、木で作った棹で、佐々木小次郎を一撃に倒し、すぐに船に乗って、巌流島を去っていきます。 小さな神社です。負け知らずの剣豪宮本武蔵にお願いする事は、負けないようになりますようにという事ですが、ことわざに、負けるが勝ちということわざもあります。 宮本武蔵を祀る神社のすぐ近くに、平尾家の墓があり、その中に、宮本武蔵と、宮本武蔵のお父さんのお墓がありました。 宮本武蔵のお墓は、自然石のままで、背後には、宮本武蔵をたたえる、文字が刻まれていました。 宮本武蔵の、武蔵の里を見た後は、 この近くにある、知人の家を訪ねてみます。 かなり見つけるのが難しいお家でした。迷って細い道に入ってしまい、対向車が来たら、どうしようかと心配した場所もありました。 細い道を引き返して、大通りに出て、言われた目印を探しながら、やっと見つけました。 あいにく知人は不在で、お家を外から見るだけで終わりました。この後、どこに行こうかなぁ?と考えて、行き着いたところが、作東バレンタインホテルです。 ここは結婚式が多い所です。何しろ名前がバレンタインホテルですから、女性の支持がありそうな名前です。 ホテルの中にロビーがあるので、ロビーでお茶を飲んで一休みします。 作東バレンタインホテルは、公営ホテルなのか、料金が安く感じます。 この敷地、バレンタインパークの中に、沢山の小さな独立したコテージがあります。 美作市が管理しているようで、なんらかの条件に合えば、コテージが利用できそうです。 神戸から車で2時間走れば、神戸とは違った美作地方ののどかな雰囲気が味わえます。初夏の新緑、夏の高原での避暑、秋の紅葉、冬の温泉など、神戸と違った楽しみ方が沢山ありそうです。 また来てみたい所です。

2013年11月07日(木)