接客サービスの指導係は、男性か、女性、どちらが向いているのでしょうか?

三宮センター街の万平で、接客サービスは、どのように変わっていくのか、以前と比較しながら、お寿司を頂きました。

孫のリッキー君が、久しぶりに三宮にやってきました。もちろん、お父さん・お母さんも一緒です。

晩ご飯を一緒に食べることになりました。最近、万平に行っていないので、センター街の万平に一緒に行きます。

万平に行って確認したいことは、これまでのオーナー家族のサービスが行き届いていた事が、オーナー家族がお店に出られなくなって、どのように変わったのか確かめる事です。

現場従業員を育てる為には、経営者は一歩下がって、社員が自ら判断し、言われなくても顧客サービスが自然と出来るよう、育てる事です。

日曜日なので、万平の下の階の席はいっぱいです。万平は不思議な構造になって、奥の方は調理場が下層階、客席の座敷が上の階に分かれています。

上の階は構造上、かなり無理をして作った上層階のようで、背が高い人は、気をつけて歩かないと、頭を梁で打ってしまう恐れがあります。

リッキー君の好きなのは、太巻き寿司です。リッキー君のお母さんは、出産を控え、栄養をつける時期です。美味しい物を食べて、お腹の子供に栄養が行くように、皆で沢山食べるように勧めています。

お客様がいっぱいで、的確な判断と、指示が出来るオーナー家族がいないと、混んでいるときには効率が悪くなります。

あちらこちらの席で、御料理がまだかまだかと、催促のイライラ顔が目に付きます。

生ビールを注文したときに、キリンビールだったので、2杯目は瓶ビールのアサヒスーパードライにしてもらいました。

従業員の顧客サービスは、目に見えない部屋の温度調節にも求められます。上層階は、クーラーが効きすぎて、御料理を待っているお客様は、脱いでいた上着を羽織って、寒さ対策をしていました。

お客様がいったん脱いだ羽織を、もう一度重ね着したら、部屋の温度をどうするか、従業員にはそれは室温変更のサインになります。

日曜日のせいで、幼児連れのお客様が何組かいました。幼児には、幼児用のお椀・お皿・スプーン・フォークの幼児セットが必要です。

これは料理を運んで来る時、一緒に運ばれていれば、ベストタイミングです。これも、だれか手慣れた指示者がいれば、たいした問題ではありません。しかし、幼児セットが無ければ、保護者には、子供に食べさせる為の問題が出ます。

松葉博雄の注文のにぎり寿司は、かなり遅れて到着しました。もう皆さん食べ進んだ頃です。

万平の接客サービスを見ながら、人ごとではないなぁと思います。

我が社でも、誰かが細かい指示を出さなければ、社歴の浅い社員が気がつくまでは、顧客サービスの水準は上がりません。

お客様への顧客サービスを高める指導員は、男性の方が向いているのでしょうか?それとも女性の方が細かい気配りが出来て、指導員に向いているのでしょうか?

これは、ケースバイケースで、ホテルなどでは男性、料理旅館では女将のように思います。

2013年10月6日(日)