主婦の悩み、「あなたには深い悩みがある、それは、今夜の晩ご飯を何にするか?」です。

主婦の悩み、時間をかけて作っても、評価されない、考えて作ったのに、食べたかったものと違うと言われる…。もう、やってられないわ…。

主婦の悩み、それは、今晩の食事のメニューを何にするか、食べたら食べたで、面倒な片付け、それが終わったら、また、明日の朝の食事の用意、そして片付け、が、延々と続きます。

お昼は、旦那さんが外に出ていれば、外食で決まりですが、休みの日なら、またお昼の食事を何にするのか、毎日毎日食べることの心配ばかりで、旦那さんは当たり前のように食べていても、食事を作る主婦の身にもなってみてほしいそうです。

子供たちが居て、しかも食べ盛りなら、もう相撲部屋の女将さんのように、頭の中は、料理を作ることばっかり、食材の買い物に行くことばっかり、買い物も、どれだけ安くて美味しい食材を探すのか、迷ってばっかり、ばっかり、ばっかりの毎日のようです。

駆け出しの歌手でも、拍手をもらえば元気が出るように、無名の役者でも、台詞を言う役をもらって、舞台で拍手をもらえば、元気が出るように、作ったご飯に、美味しい美味しいと拍手があれば、頑張れるのですが、「めし、ふろ、ねる」の亭主なら、全く拍手が無いステージのようです。

暑くて暑くて、晩ご飯を考えるのも面倒なほど、頭が回らないときは、つい、カレーくらいしか思いつきません。

でも、カレーライスといっても、実は奥が深いのです。

食事のメニューを、その日その日の頭の中で考えようとするから、頭の中が混乱してきます。

考えないで済む方法を考えると、ノートかパソコンを使って、一度作った料理を記録しておき、整理番号を付けて、季節と、食べたときの反応を記録しておけば、寒いときに、評判が良かった料理は、これとか、あれとか、検索して出てくるようになります。

もっと工夫すれば、作った料理をデジカメで記録し、パソコンに入れておけば、料理に使う材料までが思い出せます。

でも、都合が悪いのは、料理のメニューは鍋なのに、手元にある材料は、鍋に入らない食材なら、このミスマッチをどうするか、また、考えることになります。

結局、考えることが一番重しなのです。考えなくてもいいのは、家族のリクエストがあるときです。今日は暑いから、そうめんが良いとか、今日は寒いので、鍋料理がいいとか、はっきり言ってくれたら助かります。

そうすると、家族のリクエストの一覧表を作っておくのも一つの方法です。何を食べたいのか、100種類ほど、一人一人のリクエストが、ノートやパソコンに入っていれば、主婦としては、考えが軽くなって助かります。

となると、トランプのカードゲームのように、自分の持っているカードと、相手の持っているカードを持ち寄って、そこから、今日の料理のメニューを作れば、家族のコラボレーションになります。

松葉博雄と奥さんの場合は、あれこれ考えて、今夜の料理は、カレーライスになりました。奥深いカレーを作るために、カレーの調味料は、ブレンドカレーになります。

一つは、グリコの「二段熟カレー」で、もう一つは、フジオフードシステムの「みんな大好き 食堂のカレー」です。

ご飯を炊いて、熱々ご飯に、特製ブレンドカレーをかければ、もうこれは、よそに無い、オリジナルカレーになりました。

具材にも、オリジナリティはしっかり出ています。牛肉、オクラ、ピーマン、タマネギ、ナス、にんじんなど、夏の食材を使った夏野菜カレーです。

カレーライスに、生卵を使うのは、どうやら、日本独自のカレー文化のようです。カレーだけでなく、生卵を食べる食文化は、日本独自のようです。

とても辛い、激辛カレーを食べるときに、生卵は辛さを中和してくれます。生卵をカレーに入れるのは、関西圏の文化です。関東地方では、生卵をカレーに乗せないようです。

では、福神漬けはどうでしょうか?調べてみると、カレーライスに福神漬けを添えたのは、日本郵船の欧州航路客船で、一等船客にカレーライスを供する際に添えられたのが最初のようです。(出展:Wikipedia)

主婦の悩みを考えているうちに、毎日の、毎回の、食事の用意が、主婦の悩みであることに行き着きました。作るのは2時間、食べるのは10分、片付けるのに30分、これが積もり積もると、一生のうちで、食事の用意に頭と身体が拘束される時間は、七分の一か八分の一になるようです。

2013年7月26日(金)