大阪府立大学大学院、北居明ゼミの後輩 西之坊穂さんと、聡美さんの結婚式 ② ウェディングケーキのハプニングは、ゲストにケーキの食べさせ合いです。
大阪府立大学大学院、北居明ゼミの後輩 西之坊穂さんと、聡美さんの結婚式 北居明先生は、大内章子先生に遠慮がちにケーキをサービスです。大内章子先生は、遠慮なく、北居明先生に、少し大きめのサイズで、ケーキのサービスです。
西之坊穂さんと、聡美さんの結婚式
新郎の西之坊穂さんと、新婦の聡美さんが座る新郎新婦の席から、
一番近いところに、主賓の大阪府立大学大学院教授 北居明先生の席があります。
披露宴は17時からです。
その席は、大学院の先生や友人の席でもあります。北居明先生のお隣は、
関西学院大学大学院の大内章子教授の席です。
松葉博雄もメインテーブルに入っていました。
披露宴が始まる前に、新郎側のご両親が、主賓に挨拶に来られましたが、
お二人は松葉博雄が、年格好からして、
主賓の先生に違いないと思い、松葉博雄に向かって挨拶が始まりました。
慌てた松葉博雄は、
「違います、違います、こちらの方が、北居明先生です。」と、
北居明先生をご紹介すると、
お二人が、間違ったことを恥ずかしそうにされていました。
そばで見ている人たちは、大笑いです。
披露宴が始まる17時になると、
照明はおとされ、部屋全体が一瞬暗くなり、
暗闇を破るようにスポットライトが当たり、新郎新婦の登場です。
メインテーブルから、新郎新婦の席は、ほんの僅かの距離です。
額の汗までが見えるほどの近さです。
まず、新郎の西之坊穂さんから、今日の参列者の皆さんにご挨拶です。
練りに練った、お礼の言葉のようで、
よどみなく、要領よく、お礼のご挨拶がありました。
17時の披露宴が始まる前から、北居明先生の様子が少し変です。
少し頭を抱えて、考え込んでいます。どうしたのでしょうか?
原因は、披露宴が始まる直前に、披露宴のプロデューサーから、頼まれたことです。
主賓としての祝辞は、伝わっていたそうですが、
それに加えて、乾杯の音頭もお願いされたようで、
突然の事で、どうしようどうしようと、頭を抱えていました。
そこで、思いついたのが、新郎の大学院の同期生と、
一緒に乾杯の音頭をする事になりました。
これで問題解決です。祝辞も、今日の暑さは、二人の熱さのせいだと、笑いを取りました。
大学院の指導教授なので、
西之坊穂さんの研究の進み具合について、好意的なコメントになりました。
一緒に聞いていた、薗田章恵さんと、
池邊美佳さんは、二人とも北居明先生の人間性にとても共感を持っています。
薗田章恵さんと、池邊美佳さんと、
北居明先生のことで、思い出すのは、
北居明先生と一緒に乾杯の音頭の前に、少しだけスピーチをしたのは、
大阪府立大学大学院の修士課程で同期だった永井工仁さんと、辻和哉さんの二人です。
新婦側の主賓からも、祝辞がありました。
こちらの方は、ご挨拶になれている様子で、格式張った挨拶よりは、
新婦の人柄の紹介や、職場でのエピソードが紹介されました。
なかなか、沖縄の結婚式のように、すぐにはビールが飲めません。
祝辞と乾杯が終わると、ビールが飲めるようになりました。
それと同時に、御料理の始まりです。
メインテーブルの皆さんは、松葉博雄の料理が、皆さんの料理と少し違うことに、気がつきました。
料理だけではなくて、運び方の違いもあります。
それは、御料理を皆さんに配る前に、
真っ先に松葉博雄に御料理を運んでくる事です。
新婦は東京音楽大学大学院を修了した、音楽家です。
友人と二人でヴァイオリンとピアノの協奏です。
大変上手な演奏に、しばし会話は静まり、食事は止まり、咳すら誰も発しません。
厳かな共演の後は、定番のケーキカットです。
最近の結婚式をプロデュースする会社は、
これまでのようにケーキカットで終わるだけでは、
イベントは終わりません。ここに、サプライズを演出します。
サプライズとはなんでしょう?
幾組か結婚式に参列している人には、
最近のサプライズは経験済みですが、今日の参列者のほとんどの人は、
サプライズが何であるかは、まだ知らされていません。
サプライズに協力するように
、指名されたのは、なんとアカデミックな大学教授のお二人です。
上の写真は、大阪府立大学院の北居明先生と、関西学院大学大学院の大内章子先生が、大学を超えて、北居ゼミと、大内ゼミの合同ゼミを、三年前から主催している研究チームの写真です。
その関係で、大阪府立大学の北居ゼミも、社会人大学院生と、
関西学院大学の大内ゼミの社会人大学院生とは、
定期的に研究会をし、その成果として、
研究成果の共同出版を目指しています。
サプライズとは、北居先生が大内先生に、
ウェディングケーキを食べさせ、
大内先生が北居先生にお返しにケーキを食べさせるという、パフォーマンスです。
このとき、恥ずかしがってはいけません。
遠慮してケーキを小さく切ってはいけません。
少し、会場の受けを誘うには、口に余るほどのケーキを、
大きな口を開けて食べてもらう、少しいたずら心も必要です。
北居明先生は、大きな口を開けて、
大内章子先生のサービスしてくれたウェディングケーキを、
一口で食べようとしても、口の周りはクリームで、
まるでカニの床屋の理髪客のように、口の周りは泡だらけです。
そこを、大内章子先生がハンカチを取り出し、
北居明先生のお口を拭いて差し上げると、まるで、
今日の二組目のカップルのようで、会場の皆さんは、
手をたたいて大はしゃぎです。
ハプニングの目的の通り、お二人の大学教授には、
予想もしていなかったハプニングで、宴会場の招待客は、大変な喜びようです。
2013年7月13日(土)