家で食べるご飯は、外で食べるご飯よりも、ストレス解消には向いています。

内食と外食を比べると、手間はかかっても、内食は使ってる材料も確かで、塩分、糖分、脂肪分の調節が出来ます。

外食に出れば、一緒に働いてる奧さんも楽は出来るのですが、外食が好きでない松葉博雄には、困った物です。なぜ外食が嫌いかと言えば、外で食べるとビールを飲むので、運転が出来なくなり、その結果、電車で帰る事になります。

電車で帰れば、翌朝はまた、電車で出勤する事になります。それなら、ビールを我慢したらいいじゃないかと、よく言われますが、それが出来たら、何の問題もありません。

一日働くと、いろいろなストレスもあり、その一日のストレスを解消してくれるのが、ビールなのです。それなら、外食を済ませて、家に帰ってから、ビールを飲めばいいんじゃないですか?という意見もあります。

それに対する反対意見ですが、お腹は一つなので、そこに夕食が収まって、お腹には空いたスペースがありません。スペースのないお腹に、ビールを入れるのは難しいのです。

例えば、カレーライスを考えてみて下さい。ご飯だけ食べて、後からカレーを食べたら、お腹の中でカレーライスになるじゃないですか?と言われても、ご飯も食べながらカレーのルーを食べないと、カレーライスは完成されないのです。

今日の夕食は、外食を避ける為の夕食です。料理を作る負担を軽くするため、お肉を炒めて、たれに漬けて食べれば、手間は軽くなります。

彩りを添えるために、とうもろこしを蒸して頂きます。キュウリを切って、土産用のわさび漬けをつけて頂きます。

ビールのお供には、枝豆と、冷や奴です。娘が京都で買ってきてくれた奈良漬けも、ビールに合います。

フライパンに脂をしいて、ニンニクと一緒に、薄く切った牛肉を炒めます。これを市販のタレを使って食べると、もうこれで外食以上の優れたメニューになりました。

奈良漬けと言っても、なかなか奥が深く、お店によっては味が違います。京都の田中長奈良漬け店の奈良漬けは絶品です。

かぼちゃの煮物は、頂かない事にします。芋とか、かぼちゃは、なんとなく遠慮しています。なぜ、好きでないのか分かりません。ひょっとすると、幼いときに、芋、かぼちゃに悪い思い出があるのかもしれません。

ぬか漬けのぬか床の塩気を抜くために、キャベツを入れて、塩分調節をしています。少しずつ塩分が抜けて、キャベツとなじんできました。

もらい物もあります。奧さんのお友達がもってきてくれた、自家製のワカメの茎炊きです。松葉博雄も、淡路産のわかめで、茎炊きを作ったので、茎炊きも難しさもよく分かります。

茎炊きの手間は、ワカメの茎を出来るだけ細く切っていく事です。ワカメのぬめりがあって、小さく切ろうとすると、ワカメが滑って、指を切りそうになります。それをぐっと耐えて、細く細く切っていくのは、細心の注意と、根気です。

先月末に、取引先の皆さんに、お米を差し上げたところ、ジョンソン・エンド・ジョンソンの岡﨑裕之さんから新潟産のお米を使った吟醸酒を頂きました。この吟醸酒は、奧さん専用になりました。

なかなか美味しい味のようです。冷やで飲むと、のどごしもよく、においもあまりしないので、ついついコップについだ吟醸酒は、軽く飲み干してしまいます。

その後は大変で、温めたお酒でも、冷やでも、酒は酒なので、しばらくすると、奧さんは眠気を催して、テレビの前のソファーに座ると、テレビを見てる内に、いつの間にか眠ってしまいます。

このように、外食ではお酒の後ですぐに横になれないのに、内食ではすぐに横になれて、ストレス解消が出来ています。

2013年6月29日(土)