牛丼の卵とじは、卵の固まり方次第です。

牛丼の卵とじは、ガスの強さと、鍋の蓋と、時間で仕上がりが決まります。宅配便が来たので、少し仕上げにもたつきました。

定休日の朝は、ゆっくりと起きて、落ち着いた朝ご飯になります。今朝のメニューは、牛丼になります。作り置きの、牛肉とゴボウの炒め物があったので、これを使って、牛丼を作るように依頼されました。

奥さんは、ぬかみそをかきまぜて、漬け物の塩の具合を確認しています。キャベツを漬けることで、ぬか床の塩分を、キャベツに吸収させて、塩の濃度を下げようとしています。

その効果も表れ、塩の濃度は、段々と低下して、沢山漬け物を食べても、塩の摂取量は減ってきています。反面、塩が少ないと、ぬか漬けの漬かる速度が、遅くなっています。

さて、頼まれた牛丼作りに取りかかります。テーブルコンロを使って、慎重にゆきひら鍋を使って、作ります。一番仕上がりに影響するのは、卵の固まり具合です。

冷蔵庫から、ゴボウのささがきと、お肉を炊いた残り物を取り出し、ゆきひら鍋に広げます。

出汁に使う、追加の味付けは、夏によく使う、鰹節 にんべんの、そうめんのつゆです。

卵は既に、別の容器でよく混ぜて溶いています。お肉が少しずつ加熱されてくると、卵を入れる時期を見極めます。

ガスコンロの火は、さらに緩くして、卵が熱ですぐに固まらないように用心します。

ゆきひらに広がった、ゴボウのささがきと、糸こんにゃく、牛肉が、十分熱くなったところに、卵汁をまんべんなく、上からかけて、

ガスの火はうんと弱くして、上蓋をかけて、余熱で卵を肉に馴染ますように、一呼吸置いたら蓋を取ります。

牛丼に使うごはんは、今朝炊きたての、熱々ごはんです。一緒にいただくのは、明太子、ちりめん、です。

少し、白身が固まり過ぎたかもしれません。その原因は、玄関の呼び鈴のせいです。宅配便がやってきて、その対応のため、少し余分の加熱になってしまいました。

しかし、味はなかなか良い味で、これなら、お客様にも出せそうです。

今朝のごはんも、美味しいものといえば、味噌汁、漬け物、しらす、明太子など、お塩を使ったお料理です。

減塩のためには、塩分だけでなく、別の味付けが必要なので、わさび漬けを、口直しにいただいています。お休みの日の朝ご飯は、朝ご飯作りにも参加して、美味しい朝ご飯をいただくことが出来ました。

2013年6月27日(木)