ボシュロムは、カナダ最大の製薬会社バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルに買収されることになりました。

バリアント社が、ボシュロムの新しい経営陣になったことの説明に、渡邉整功本部長がご挨拶に来られました。

ボシュロムのコンタクトレンズ事業本部から、渡邉整功本部長がご挨拶に来られました。

同行して来られたのは、山本良一と辻亮一さんです。

カナダ最大の製薬会社バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルが、コンタクトレンズメーカーの米ボシュロムを現金約87億ドル(約8,800億円)で買収することになりました。

ボシュロムは、2007年のレバレッジド・バイアウト(LBO)で、米投資会社ウォーバーグ・ピンカスに買収されましたが、それから6年経って、今度は2013年に、バリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルが、ボシュロムの新しいオーナーになります。

ビジネスランチをしながら、渡邉整功本部長から、このいきさつをお聞きしました。

ボシュロム・ジャパンの、社員の皆さんは、これでボシュロム社の方向性が決まり、経営が安定することで、一安心です。

しかし反面、新しい経営陣は、どんな事をボシュロム・ジャパンに求めてくるのか、これからの事です。

担当の辻亮一さんが、今日のランチの場所の「松逎家(まつのや)」をセッティングしてくれました。辻亮一さんは、松葉博雄の社長研究室を見て、まだブログに紹介されていない店を探したそうです。

松逎家は、交通センタービルの9階にあります。我が社から近いので、これまで何度か利用していましたが、ブログで紹介するのは、今回が初めてです。

松逎家は、大正6年(1917年)の創業で、神戸の老舗のお店です。

お昼なので、ランチメニューになります。オープンな部屋なので、隣の客席に聞こえないように、小さい声で話していましたが、話が弾むにつれ、段々声が高くなり、気がついて、声を小さくしました。

さんプラザコンタクトレンズとボシュロム社との取引関係は、ボシュロム・ジャパンが出来たときから始まっています。すでに42年の長い取引関係です。

鳥越社長から始まり、歴代の社長の話や、歴代の事業本部長の思い出話を話すと、渡邉整功本部長も、山本良一さんも、「名前は聞いたことがありますが、会ったことはありません。」と歴史の深さを感じていました。

神戸のコンタクトレンズ市場は、価格競争に巻き込まれ、仕入れ原価に近いような廉価販売が市場を席巻しています。

価格競争が激しくなると、サービスはおろそかになります。人も育ちません。荒れた業界文化になってしまいます。

ボシュロム社としても、価格競争の弊害は、十分承知していますが、目先の売り上げを追えば、長期的な戦略は立てづらくなり、ジレンマになっています。

わざわざ東京本社から、新しい経営体制に移行する事になったことの、報告のために来てくれました。長い取引関係なので、これからも、友好的な関係を保ちたいと、意見の一致をみました。

2013年6月18日(火)