空中野菜栽培は、逆転の発想です。

空中野菜栽培に挑んでみます。トマト、ナスの苗を宙づりにして育ててみます。 淡路(1)

空中野菜栽培は、空間も少なく、世話もしやすく、なるほどと思う逆転の発想です。

バラの花咲く、光り輝く5月も、あっという間に月末になってしまいました。5月はどうしてこんなに忙しかったのでしょうか?

一番多くの時間を費やしたのは、仕事での相談事です。あれやこれや、これはどうしましょう?あれはどうしましょう?と、相談事が続きました。

研究論文を書き上げるのに時間をかけました。一つのテーマで、一本の論文を書くには、何度も何度も書き直し、バージョンアップしていきます。

最初に書いたバージョンを、No.1とすると、No.20を超えるくらいまで、何度も何度も修正していきます。No.1のバージョンと比べてみると、ずいぶん変わってきていることがわかります。

画家が絵をかくときに、まっさらなキャンパスにデッサン画を描き、少しずつ精巧に書き上げ、絵筆で色を書き加えて、何度も何度も絵具を塗り重ねていくのと同じように、論文も完成に向けて、どんどん変わっていきます。

疲れたときには、気分転換が一番です。淡路島に来て、渡船食堂でご飯を食べると、獲れたてのメバルや、カレイの煮つけをいただくと、神戸の食事と比べて、魚の新鮮さに驚きます。

フローラルアイランドで、新鮮野菜を探します。入口で見たのは、逆転の発想です。ナス、トマト、ピーマンの夏野菜は、今が植え頃です。

常識的には、地植えをする場合でも、鉢植えをする場合でも、苗は上を向いて植えます。ところが、空中栽培野菜という方法があります。いったん上に向けて育てて、その後、鉢をひっくり返し、苗木を下に向けます。そうすると苗木は、上に向けて姿勢を直そうとしてきます。

この方法だと、宙吊りで野菜を栽培することになるので、手入れも、水やりも、空間も、かなり省力化できます。

母の日が終わり、淡路のカーネーションは、市場価格がずいぶん下がっています。買いやすい値段で、安く、新鮮で、美しいカーネーションを買うことができました。

そろそろ、青梅の収穫時期です。青梅の収穫も今回の予定に入っています。

玉ねぎをスライスして、いったん冷凍庫に入れて、30分ほど冷やし、生で食べると、玉ねぎの苦みも消え、食べやすくなります。

毎日のように食べてると、血糖値が改善されてきました。

キャベツも形のいい、新鮮なキャベツが 105~130円で売られています。一年中この価格だと大助かりです。

しかし、市場価格が下がれば、生産者の収入は増えません。出品している農家の方が、もうちょっと、値段が上がらんもんかなぁ?と、嘆いていました。

ホームセンターによって、先ほど見た空中野菜栽培の為のトマト、ナスの苗木を買います。合わせて、青梅を漬ける、果実酒用のガラス瓶も下見しました。

ナスやトマトの苗木は、出荷の最盛期が終わり、残っている苗木はわずかです。

この苗木を、ビニール袋に入った園芸用の土に植えて、ある程度育ったら、ひっくり返して宙吊りにして、空中野菜栽培に挑戦してみます。

でも、ナスやトマトの立場からすると、突然逆さづりにされ、天と地がひっくり返れば、相当ショッキングな出来事になると思います。耐えられるでしょうか?

日よけの為に、緑のカーテン造りの為に、ゴーヤの苗も買いました。夏の遮蔽の為のゴーヤ作りは、今ではすっかり普及しています。

2013年5月30日(木)