とっても手の込んだ朝ご飯を食べさせてもらいました。
食べさせてもらいました。休日の朝ご飯は、どこのホテルにも負けないような、手の込んだ朝ご飯を食べさせてもらいました。
食べさせてもらいました。食べてみると、
とても美味しい和食の朝ご飯を食べさせてもらいました。
昨夜は何があっても、今日はまた陽が昇ります。
陽が昇れば周りが明るくなり、
にわとりが鳴かなくても自然と目が覚めて、
目が覚めると、いつものようにお腹が空いてきます。
今日は木曜日の定休日で、時間的にも、
気持ち的にもゆとりがあって、素晴らしい朝食になりました。
宮古島の自炊と違って、自宅では、
朝食は奥さんがちゃんと用意してくれています。
パンダやコアラのように、
松葉博雄はこれしか食べられないという食事メニューです。
奥さんからすれば、パンでも食べてくれれば、
パンを焼いて、バターを塗って、
コーヒーか紅茶を用意すれば、一件落着です。
少し手をかければ、庭の八朔を収穫して、
皮を細切りにして、八朔のマーマレードを作ったので、
これをパンに塗って食べてくれれば、バターよりは変化があります。
ところが、松葉博雄は、小さい時から和食一辺倒で、
まるでパンダが笹しか食べないように、
コアラがユーカリの葉しか食べないように、
お米を炊いた和食しか食べません。
SOGO三宮の地下で買った甘塩の鮭のカマを焼いています。
美味しいのは中塩や辛塩ですが、
塩分控えめにする為、あえて甘塩にしています。
この鮭のカマは、切り身よりは箸を使って、
あれやこれやほじくり返して食べる場所です。
揚げ豆腐は焼いて、その上にネギを刻み、
さらに生姜をすり下ろして調味料に使います。
ほんのわずか香りを高める為に、醤油を数滴垂らします。
味噌汁は、ハゲのお刺身をした残りのアラを使って、
出汁取りをしています。
そこに柚子の皮をほんの僅かでも浮かべると、
格段に味が深くなってきます。
このような追加の調味料は、それが無くても困りませんが、
あればうんと全体を高めてくれます。
まるで可愛い娘が、ちょっとお酌をしてくれると、
お酒が格段に美味しくなるのと同じです。
小かぶらの浅漬けが美味しいのです。
この上に、鰹の削り節をぱらぱらとかけると、
更に美味しくなり、これも可愛い娘が歌を歌ってくれて、
場を盛り上げるのと同じです。
2月の下旬になると、花粉症が酷くなってきます。
喉に優しく効く、生薬が金柑の皮です。
金柑は決して実を食べるものではないと思っていたのですが、
この金柑は皮より実の方が美味しく感じました。
熱々ご飯にちょっとあったらいいなぁと思うのは、粒うにです。
磯の香りがするような、
ウニのつぶつぶが伝わってくるような粒うにを、
スプーンでとってご飯の上に乗せると、
忽ち磯の香りがしてきます。
タンカンとミカンの絞りたてのジュースも、
健康維持の為、ビタミン補給の為、
ちゃんとお膳の中に入っています。
さらっとここまで流して、忘れていたのは、
大根おろしと、ハム2切れと味付け海苔です。
大根おろしの上に、先ほどのウニ粒をトッピングに乗せると、
大根おろしは、可愛い娘がにっこり笑って、
愛想をふってくれるのと同じ様に、
大根おろしも突然高級食品に変わります。
奥さんの朝ご飯と比べ、松葉博雄の朝ご飯は、
とても豪華な朝ご飯を頂きました。ご馳走様でした。
2013年2月21日(木)