たばる坂には良いお酒が並んでますね、銘柄を見ればお値段も高そうです。
たばる坂では、いい食器を使っていますね、食器を見れば、お値段も安くなさそうです。たばる坂(1)
たばる坂のおでんは、一品ずつ、ほどよい器に盛られています。おでんを食器がもり立てています。
月例会議の後で、遅い夕食を食べに、三宮加納町にあるおでんの店、たばる坂に行きました。
たばる坂のお店に入ると、入り口の近くには、陶芸に関する本が何冊も置かれていました。きっと器に拘るお店です。器も、京都の清水焼のように薄い陶器ではなくて、立杭焼きや志野焼のような、厚みのあるお皿です。
おでんの店という事なので、大鍋にあれやこれや具材を一緒に煮込んで、その中からおでんを見ながら、あれやこれやを注文するおでん屋さんをイメージしていました。
たばる坂では、メニューは観音開きの木製の板に品目が一つ一つ書かれている、変わったメニュー板です。
寒い時にはおでんは美味しそうなので、いつものように、大根、ぎんなん、糸こんにゃく、豆腐味噌、ロールキャベツなどを注文しました。
まずは飲み物を頂いて、その後ゆっくり料理を注文します。
ビールのグラスには、お店のたばる坂の名前が、プリントされていました。これは、凝ってるなぁと思います。
お通しは、おでんの汁を使って煮込んだ、イカの足です。ただし、冷蔵庫で保存していたのか、冷たいげそです。
おでん以外にもいろいろ出来ますよと、女将さんが勧めに、テーブル席に来ました。
店主は、黒瀬京子さんです。驚いた事に、メニューを紙も見ないで覚えている様子で、お経のように長々とよどみなく、一品一品を口頭で説明してくれました。
注文したのは、よこわの炙り、蒸し穴子、お肉を第一弾に注文しました。
蒸し穴子は海苔に巻いて、摺り下ろしの山葵を多いめに付けて、木の芽も添えて頂きます。
かなり個性のある香りが混ざり合って、複雑な味になっています。
お肉は小さくカットされ、柔らかく焼かれていました。お料理が出て、ビールを飲んで、一息つくと、月例会議での内容について、4人のメンバーで、もう一度吟味が始まります。
2013年1月2日(土)