日帰りツアー:日帰りツアーは、温泉日帰りツアーです。
たつの市御津町の、懐石宿「潮里」へ行きました。たつの市でグルメと温泉(1)
日帰り温泉ツアーです。あちらもこちらもよく行っているので、どこに行こうかと奥さんに期待されているので、なんとか期待に答える温泉を探すことになります。
木曜日の朝、インターネットで検索し、探し当てた場所は、たつの市御津町黒崎の懐石宿「潮里」です。なぜ御津町を思いついたのか、それには連想するキーワードがあるのです。
連想してみると、春と言えば、梅、梅と言えば、梅林、梅林と言えば、御津町の綾部の梅林です。綾部の梅林は昨年も行っています。
同じ梅林を尋ねるのも良いのですが、変化を求めて、もう少し違った梅林を検索していると、世界の梅公園が見つかりました。世界の梅公園をキーワードに、さらに検索を進めていくと、たつの市御津町黒崎の懐石宿「潮里」が出てきました。
このような探し方は、ネットサーフィンと呼ばれる、波から波へ、サーフボードを乗りこなす初期的な方法です。松葉博雄の奥さんに、日帰り温泉宿が見つかった事を告げ、その後は、宿に予約をとります。奥さんが電話して、予約が取れました。予約がとれて、家をでるまで、パソコンのスタートから数えて約30分で、日帰りツアーは始まりました。
家を出るとき、車のルートを考えました。六甲山を越えて、山陽自動車道を走り、龍野西から、御津町に向かうルートと、名神高速道路を走り、250号線で御津町に向かう二つのルートがあります。ここは、カーナビの指示に従って、名神高速ルートを選びました。
12時半頃の到着予定が、12時15分くらいに、懐石宿「潮里」に着きました。今日の日帰りツアーの企画、実行、到着の段取りは、松葉博雄としては、なかなかよくやりました。
お部屋に通されて、席に着くと、すぐにサービス係の女性が、食事の支度を始めます。いただくのは、日帰りプランの会席料理です。播州で育った野菜、瀬戸内の魚などを頂きます。
懐石料理とは、本来は茶の湯において茶会の時に、主催者が来客をもてなす料理をいいます。
茶の湯の茶会にしては、テーブル椅子なので、違和感がありますが、まぁそこは、足が痛くならないようにと言う宿のサービスと考えます。
サービス係の人が念を押したのは、「鍋に火を付けるとき、豚肉と牡蠣は十分火を通して食べてください」と言われました。
念を押されると、なんだか心配になって、牡蠣で中ったとか、豚肉で中ったとか、先行事例が沢山あるのかな・・・と、心配がよぎります。
日帰りツアーで食事をするとき、一番困る問題は、ビールが飲めないことです。
ドライブ中に、ビールを飲みたいという需要は、見事にビールメーカーに採用されました。あちらこちらの飲食店で、ノンアルコールビールが用意されています。銘柄は、キリンフリーが圧倒的に多いように思います。
松葉博雄の好きな、アサヒスーパードライのノンアルコール版も早く開発して欲しく思います。
あれやこれや料理が運ばれて、そのたびに大広間を仕切った、ふすまを押す音が部屋に響きます。
次は饅頭と言われたので、ちょっと冗談に、「あんこが入ってる饅頭は困ります」と言うと、サービス係の女性の方が「鶏の挽肉と芋のすりあわせです」と言われました。
暖かいものがよく出ます。茶碗蒸し、フライ、鍋、汁物は、熱くて美味しく頂きます。
一方、刺身や先付けは、冷たい温度です。
懐石料理の最後は、ご飯とお漬け物と、赤だしです。
気になるのは席の時間です。いつまでこの部屋を借りられるのか尋ねてみると、2時40分までと言うことでした。
これは大変。早く懐石料理を済ませ、今日のメインテーマの温泉に浸かる用意が必要です。心配なのは、間仕切りが簡単なので、貴重品をどうするかと言うことになります。
貴重品は、松葉博雄の奥さんが、まるで鳥の卵を温めるように、交代で貴重品を温めることになりました。
2011年3月24日(木)