梅といえば播州綾部山梅林です。梅の花が咲き乱れています。小径の端に、菜の花の束を両手に持っているかわいいお地蔵様を見つけました。
梅といえば播州綾部山梅林です 綾部山梅林には、梅の花と、菜の花が咲いていました。近隣ツアー(3)
梅といえば播州綾部山梅林です
梅と言えば、綾部山の梅林には、2万本の梅の木が、
春の訪れを花の美しさと、香りの甘さ、
そして全体が一つの春霞となって、
播州から春の訪れを伝えています。
梅と言えば、松葉博雄の奥さんは、
青竹を杖代わりに、急な坂道を登っています。
神戸六甲の自宅では、梅が咲いていたので、
綾部山もきっと見頃だろうと思っていました。
梅と言えば、絶景地を探していく途中、
曲がり角の隅に、かわいいお地蔵様が菜の花を束にしています。
どこか見たような顔つきで、
そうだ、そうだ、これはUくんにそっくりだと、
ある人は、Uくんを見て、
両手を合わせたくなるとも言っていました。
ところが、綾部山は六甲よりも寒いのか、
まだ一分咲きが二分咲き程度で、
まだ蕾堅しの梅の木も見受けられます。
これなら、500円は高いなぁと思います。
でも、500円券には、甘酒のサービスが付いています。
丘を登ると、休憩所があり、甘酒の接待所が見つかりました。
梅見といえば、接待所には、
鍋一杯の甘酒が火に掛けられていて、
入園券を渡すと、すでに甘酒2杯を頂きました。
ここからが、サービスの分かれ道です。
松葉博雄は、梅を見るのが早すぎたと思っていたところ、
接待所のおばちゃんは、「まだ早くても、また来たらいいんですよ。
また来て下さいね。
来る度に花の見頃が違いますからね。
一番見頃も頃のポスターを見て下さい。
あんな具合に咲きますよ」と、期待を先延しに持って行きます。
なるほど、何度来てもいいのだ、
今は花も恥じらう乙女の頃の梅で、
そのうち、年で言えば20歳の頃や、花盛りの頃、
そして、風に花びらが舞う時期と、
梅林は見方がいろいろ楽しめるのだと教えてもらいました。
これで、納得です。
こんなに上手に言えるおばちゃんが、
接待所には必要なのです。
一般的には、梅が未だ咲いていない、
早すぎたと入園者の愚痴には、
「私のせいではありません。あなたが今日を選んだのです」
と言うのが一般的です。
梅と言えば、綾部山梅林を1周していると、
中には、今が見頃の梅の木も見つかりました。
これを背景に、写真を奥さんに撮ってもらいました。
梅というだけでなく、
この辺りは、古墳が多くあるようです。
古い時代にも、豪族は埋葬してもらうなら、
海の見える小高い丘で、日が当たり、
梅や水仙が近くに咲くようなところが、
豪族の選ぶ埋葬地なのかなと納得しました。
梅というだけでなく、花より団子で、
松葉博雄の奥さんは、絶景地で柏餅を食べ、
付近を一望しています。なかなかの絶景です。
梅と言えば、夜に、電線を引いて提灯の灯りを付け、
宴会をするような設備はありませんでした。
梅だけでなく、桜は、温かい頃に咲くので、
桜の下でちょいと一杯となりますが、
梅の時期にはまだ寒く、梅の花の下で、
夜にちょいと一杯には、いかないようです。
梅といえば播州綾部山梅林です 綾部山梅林へ近隣ツアー(4)
梅といえば播州綾部山梅林です
2010年2月18日(木)
綾部山を一巡して、奥さんが絶景地で柏餅を食べた後は、
ゆっくりと、坂を下り、綾部山梅林の出口に向います。
気になっていたことがあります。
綾部山梅林の入り口では、
近郊農家から集まった新鮮な野菜が売られていました。
買い置きして、帰る時に受け取るという、
便利なサービスがやっていませんと言われていたので、
帰るまでに欲しい野菜が売れてしまって、
売れ残りばかりだったらどうしようかと思っていました。
大根、葱、ゴボウ、ニンジンなどは、100円です。
白菜がやはり売れ残りで、買う気もしません。
野菜の向こう側にもお店があり、ちょっと寄ってみると、
美味しそうな揚げかまぼこがあります。
店主のおじさんに話しかけると、
「もう売れ残りだから、店を終う前だから、150円の揚げ物は、100円でええよ」
と言われました。
この店主の人がとても良い人に思えてきました。
非常に愚直です。
黙っていれば、150円で売れるところを、
100円で売り切ろうという気持ちは、
次に、何か他のものも買ってあげようという気を誘ってきました。
ちょっと目を横に振ると、昔懐かしい、
「鰹の華」がありました。
小学校、中学校の頃、お弁当に入っていた、懐かしい「鰹の華」です。
原産地は、鰹が水揚げされる、
静岡県の焼津港のようです。
兵庫県では、「うちとこだけです」と言われました。
1パック500円です。懐かしいので、2パック買いました。
今日、訪れている綾部山は、たつの市です。
たつの市と言えば、全国でトップシェアを取っているのが、
小学生が使うランドセルです。
綾部山の近くに「セイバン」の工場を見つけました。
帰りに、今晩の夕食の材料を買うために、
マックスバリューに寄って、綾部山で考えた通り、
播磨灘の春を告げる魚、ふるせを買いました。
2010年2月18日(木)