兵庫県立淡路景観園芸学校アルファー祭 ― 学び舎に帰る日 ―同窓生、恩師に遭えたら、、、
淡路景観園芸学校アルファ―祭 ― 学び舎に帰る日 ―
兵庫県立淡路景観園芸学校で


「アルファ祭2025」が開かれました。

私にとってこの学校は、

コロナ禍の真っ只中に2年間、
景観園芸を学んだ思い出の場所です。

久しぶりに訪れたキャンパスは、
秋晴れの光を受けて一層美しく、
温室の緑がまぶしく感じられました。

今年のテーマは「島の恵みに飛び込もう」。

ガーデンツアー、石窯ピザ、寄せ植え体験、
茶道講座など、淡路島の自然と

文化を味わえる催しが並び、
学生と地域が一体となったお祭りでした。

在学当時は、3密を避けるために
在学中に発表などを行った場所です。
プロジェクターを使って発表していたことなど
懐かしく思い出します。
冬でも、扉を開け放した講堂で、
マスク越しに発表をしていたことを思い出します。

大教室の思い出 3密 回避
コロナが流行した時期だったので、
3密を回避するよう励行された時代でした。
- 密閉: 換気が悪く閉ざされた空間 定期的な換気を行う
- 密集: 人混みを避け、人との距離を2メートル程度保つ
- 密接: 会話や発声を控え、マスクを着用する
冬でも、講堂の扉を開けて空気の入れ替えを計り
生徒の机は、2メートルほど離して距離をとり
マスク着用、プラスチックの面を着用し
生徒同士の交流は、ほとんどできませんでした。
(過去ブログ:これで私もガーデナー)
その頃は、笑顔を見せ合うことさえ制限されていました。

だからこそ、今こうして多くの人の
笑い声が響くキャンパスを歩くと、
胸に熱いものが込み上げてきます。

会いたかった同期生、恩師には
残念ながら出会えませんでしたが、
偶然同じテーブルになったのは、

中国・遼東半島出身の留学生。
大学院で盆栽を研究するために来日し、
今日はその面接日だそうです。
「青島ビールの故郷ですね」と話すと、
「よくご存じですね」と笑顔が返ってきました。
三国志の話で盛り上がり、
短い時間ながら心が通じ合った気がしました。
昼食は、奥さんと一緒に

本格的な石窯で焼いてくれます。
私は、チーズが苦手なので
見ているだけですが、奥さんは注文して
焼けるのを待っています。

隣のカレーはとても人気で
行列が出来ていました。
ドライカレーでした。

今日のお昼は、大学さんの屋台巡りのような
簡単に窯焼きのピザと焼き鳥です。
野外の窯焼きピザと焼き鳥を。

秋空の下で食べる一皿は、
どんなレストランよりも美味しく感じます。

はちみつ 卵など、

講堂の炭の方では、
淡路島産の蜂蜜を販売していました。
みなみ淡路市から来ているお店です。

淡路島の特産品も賑やかに並び、

地元の恵みの豊かさを再認識しました。

帰り際に見つけた春えんどうの苗を購入。
「これを育てながら、また来年の春を楽しみにしよう」と
奥さんと話しました。
学び舎に帰り、季節と人の温かさを感じる一日でした。
