飛行ルート拡大で 淡路島上空に広がる騒音 島の各地で 飛行機が頻繁に目に入り 耳に届きます
投稿No:10377
飛行ルート拡大で 淡路島上空に広がる騒音 島の各地で 飛行機が頻繁に目に入り 耳に届きます
青い海と緑に囲まれ、
ゆったりとした時間が
流れるのが魅力の淡路島ですが、
近ごろは上空を通る飛行機の騒音が
話題になっています。
先日ニュースを見ていると、
NHKでも取り上げられていました。
これまでの淡路島上空は、
飛行機が全く通らなかったわけではありませんが、
数はそれほど多くなく、
高度も比較的高かったため、
日常生活の中で騒音を頻繁に
意識することはほとんどありませんでした。
しかしそれが最近、
淡路島の市民の皆さんは飛行機の騒音問題に
悩まされているのです。
なぜかというと、
2025年3月から、
関西空港と神戸空港の発着枠拡大に伴い、
淡路島上空を通過する
飛行ルートが大きく見直されました。
従来は2本のみだった航路が
7本へと増加して、さらに
飛行高度も引き下げられたのです。
その結果、島の各地で
飛行機が頻繁に目に入り、
耳に届くようになったのです。
飛行ルートが増えたことで、
これまでは窓を開けていても
心地よい静けさが広がっていましたが、
今では飛行機の通過音が
会話を遮ることもあり、
「空から響く音に驚かされる」などの
声が住民から上がっています。
また、島の魅力である落ち着いた環境が
損なわれかねないと、
日常の暮らしと観光の両面で
騒音の影響が広がりつつあります。
こうした住民の
不安や不信感を受けて、
淡路市では関係者が集まり
協議会が開かれたようです。
会場では、市長や関係機関の担当者が出席して、
飛行ルートの実態や騒音の影響について
意見が交わされました。
市民からは「事前に聞いていたルートと
違うところを飛んでいる」という声が相次ぎ、
淡路島の市長たちもこうした訴えを
無視できない状況になっています。
説明と実際の運用にずれがあると、
住民は「安心して暮らせるのか」という
根本的な不安を抱いてしまいます。
淡路島の静けさを守りたいという思いと、
説明との食い違いによる不信感が重なり、
問題は一層大きくなっているように感じます。
ニュースを見ていると、
航空機の騒音を少しでも抑えるために、
運航側では飛行高度を上げたり、
ルートを複数に分散させたりと、
さまざまな工夫が行われているそうです。
本来であれば、そうした取り組みは
住民にとって安心材料になるはずですが、
その説明が十分に届いていないために
かえって不安を募らせる原因となっています。
騒音の問題だけでなく、
十分な情報が伝わっていないことも、
住民の不安を強めているようです。
これからは、空港や行政が
もっとわかりやすく、住民に寄り添った形で
説明してくれることを期待しています。
(参考:NHK)
淡路島の騒音といえば、
私の暮らす淡路市岩屋でも
実感することがあります。
それはヘリポートが出来た事です。
そのせいもあってか、
時折ヘリコプターが飛来します。
接近してくるにつれて響く爆音は、
思わず耳をふさぎたくなるほどの大きさで、
窓ガラスがびりびりと共鳴し、
衝撃波のような振動が伝わってきます。
(過去ブログ:淡路市岩屋上空にヘリコプターがまたやって来た)
都市部のように
常に交通音や雑踏があるわけではなく、
普段は穏やかな空気が流れる環境です。
だからこそ、突然響く飛行機や
ヘリコプターの音が強く印象に残ります。
今後も、住民の声に耳を傾けながら、
納得できるかたちでの対策が
進められることを期待しています。
空から見る淡路島 淡路島は神戸空港、伊丹空港、関西空港の通り道
普段、自分が住んでいる土地を
上から見ることは、ほとんどありません。
しかし、私の住んでている淡路島を
空から見れる機会があります。
それは、飛行機の中からです。
私は、飛行機に乗っている間、
外を見るために、窓側の席を取ることが多いです。
この日は沖縄から神戸空港へ、
帰りの便に乗っていました。
沖縄へは180回以上訪問しています。
淡路島上空を通過する機会は多いのですが
条件があって、
① 窓側の席で、神戸空港へ向かって、右側の席。
② お天気が晴れて、雲がかかっていない。
飛行機から淡路島が見えると、
もう着陸の合図ですが、
この日はお天気も良く、
淡路島がとても綺麗に見えたので、
思わず、写真を撮りました。
那覇から神戸へは
四国の上空から、淡路島、
そして神戸の方へ飛んでいきます。
徳島県を超えて、
鳴門大橋が見えてきました。
鳴門大橋と言えば、
世界最大級の規模を誇る、渦潮が有名です。
鳴門大橋を過ぎると、
南あわじ市に入ります。
ここまでくると、もう、
飛行機は着陸態勢が進み、
高度もだいぶ落ちてきます。
飛行機が降下するにつれて
よりハッキリと淡路島が
見えてきました。
淡路島の面積は約595.71平方kmと、
東京都23区や琵琶湖、
シンガポール島より少し小さい大きさです。
車で淡路島の海沿いを一周しても
約3-4時間程度で
一周出来てしまいます。
淡路島は、北側から淡路市、
洲本市、そして南あわじ市と
3つの市で構成されています。
淡路島の南部、
南あわじ市は、豊かな自然、
美味しい食事、伝統文化、
温泉など、多彩な魅力を持つ地域です。
南あわじ市といえば
美味しい食べ物も
たくさんあります。
南あわじ市は、
美しい自然環境に恵まれており、
海岸沿いや山間部の風景を
楽しみながら、ゆったりとした
時間を過ごせます。
淡路島の中腹の洲本市は、
歴史的な名所や美しい自然、
豊かな文化が魅力のエリアです。
現代的な観光施設も増えてきており、
人気が高まっています。
淡路島の中心部には港があり、
漁業が盛んな地域です。
新鮮な魚介類が有名で、
港周辺には美味しい海鮮料理を
楽しめる飲食店がたくさんあります。
伊弉諾神宮や、
あわじ花さじき、イングランドの丘など、
淡路島の中腹は、豊かな自然と
多彩な体験が楽しめるエリアです。
家族での旅行やリラックスしたい時に
ぴったりの観光スポットがたくさんあります。
洲本市へは私も良く
お休みの日に遊びに出かけています。
のんりび休日を楽しむには
うってつけの場所なのです。
自分が住んでいるを淡路市
上から見ることは、新鮮で面白いです。
まるで詳細な地図に
命が吹き込まれているかのようです。
おなじみの道路や近隣の地域、
ランドマークがとても整然として小さく見え、
その地域の地理が理解できるのです。
明石海峡大橋が見えてきました。
空から見ても、その雄大さが良く分かります。
明石海峡大橋を渡ると、
私の住む、淡路市岩屋です。
道の駅あわじや、淡路景観園芸学校、
美湯松帆の郷が見えます。
とても小さくですが、自宅も見えました。
こう見ると、海岸沿いに人々が
生活をしていて、すぐ後ろに山があり、
岩屋は生活圏が意外と
狭いことが良く分かります。
淡路島北部の淡路市には、
淡路夢舞台や淡路ワールドパークONOKORO、
淡路ハイウェイオアシスなど
観光やレジャーに最適なエリアです。
北淡路の海岸線は美しく、
釣りやキャンプ、海水浴などの
アウトドア活動に適しています。
写真を撮るのに
夢中になっていると、
どんどん高度が下がり、滑走路が
見えてきました。
神戸空港に到着です。
普段は忙しさに追われて
見過ごしてしまう景色でしたが、
上空から、改めてじっくり見てみると
とても綺麗な事に気づきました。