暑い夏にピッタリな盛岡冷麺 透明な麺が特徴 果物が入ることです
投稿No:10353
暑い夏にピッタリ 盛岡冷麺 おいしくする特徴は 果物を入ることです
こうも暑い日が続くと、
ついついサッパリとした
冷たいものが恋しくなります。
夏の定番といえば、素麺や冷やし蕎麦、
冷やしうどん、冷やし中華など
美味しい物は色々あります。
この日も、とても暑い日で
なにかひんやりしたものが
食べたくなりました。
そう思っていると、奥さんが
盛岡冷麵を作ってくれました。
今回、使ったのは韓美膳の
冷麺です。
レストラン「韓美膳」の
ジャン総料理長監修の冷麺で
レストランの味を家庭で楽しめる
本格冷麺です。
なぜ奥さんがこの冷麵を選んだかというと
この冷麵は茹で時間が
1分で済むからだそうです。
簡単で、おいしくて、涼しくなる
これが、冷麺の特徴です。
この暑い夏、
キッチンに立つだけでも汗がにじみます。
何分も麺を茹でていたら、
作る人の方が先にバテてしまいます。
なので、なるべく
茹で時間の短い麺を選ぶように
しているそうです。
いつも夏になると取り寄せる、
奥島屋の冷やし中華が
麺の茹で時間が3~4分と比較的に短いので、
奥さんは、調理中の大変さも考えて、
茹で時間の短いものを
選んでいるようです。
冷麺が出来上がりました。
我が家で採れたスイカと
きゅうりも盛り付けてくれています。
お肉は無かったので、ハムで代用です。
ゆで卵に、氷も入れてくれて
涼しげで美味しそうです。
デザートには、桃を用意してくれました。
冷麺は昔から好きで
焼肉屋へ行くとよく注文したり、
こうして即席のセットを購入して
自宅で食べたりしています。
ひんやりと冷えたスープに、
コシのあるツルツルの麺が美味しいのです。
暑さで食欲が落ちがちな夏でも、
不思議と箸が進みます。
スープはあっさりしていますが、
旨味がしっかり感じられ、
具材との相性もばっちりです。
冷麺を食べるようになったのは
沖縄で、片山正喜さんとよく利用していた、
名護の焼肉店「龍苑」で、
盛岡冷麺を食べたのが始まりでした。
龍苑で、盛岡冷麺を知ってから、
すっかり盛岡冷麺が好きになりました。
焼き肉をお腹いっぱい食べても、
冷たい盛岡冷麺なら、
お腹は別腹で受け付けてくれます。
(過去ブログ:金龍の盛岡冷麺はおいしい。焼き肉の後でも食べられる)
盛岡冷麺とは、
一体どんな特徴なのか、調べてみました。
盛岡冷麺とは、
通常の平壌の冷麺と違うのは、
そば粉の代わりに
じゃがいものデンプンを使った、
透明な麺が特徴です。
ルーツは北朝鮮の冷麺です。
韓国冷麺にルーツを持ちながらも、
日本人の味覚に合うよう工夫を重ねて
発展してきました。
北朝鮮出身の楊龍哲さんが、
盛岡に「食道園」という店を出して、
そこで故郷の冷麺の味を
再現したのが始まりだそうです。
盛岡へ行った際は
本場の盛岡冷麺を食べに
焼肉屋さんへ行った思い出があります。
盛岡と言えば、わんこそばですが、
私はわんこそばより、
冷麵のほうが好みなのです。
この冷麵と焼肉を食べた際に行ったお店は
松葉博雄と、松葉博雄の奧さんと、
当時メニコンの菊川紀幸さんで行ったのです。
この時はまだ、菊川副社長が
我が社の副社長に就任するとは
思ってもいませんでした。
時の流れというのは、
先のことが読めないからこそ、
振り返ってみると面白く感じます。
(過去ブログ:盛岡と言えば、焼肉と盛岡冷麺です。)
トッピングは、
ゆで卵、チャーシュー、キュウリ、
キムチなどが一般的ですが、
盛岡冷麺ならではなのが
「果物」が入ることです。
久しぶりの冷麵は美味しかったです。
冷たい一杯で、少しだけ夏の暑さが
和らいだ気がしました。
元気にこの夏を
乗り切っていきたいと思います。