梅雨の合間の晴れの日に 大磯の自宅の小梅を収穫 今年は裏作で あまり収穫できません
投稿No:10304
梅雨の合間の晴れの日に 大磯の自宅の小梅を収穫 今年は裏作で あまり収穫できません
梅雨の時期の
わずかな晴れ間を見計らって、
奥さんと一緒に大磯の自宅へ
小梅の収穫に出かけました。
梅の実は、梅雨の時期に収穫します。
この時期に梅の実がちょうど熟して
収穫の時期を迎えることから、
「梅」の字が使われているのです。
庭の梅の木を見てみると、
多くはないですが
今年も実をつけています。
さっそく、ひとつひとつ丁寧に
収穫していきました。
大磯の庭に植えてあるこの梅は
小梅です。2月には毎年、
綺麗な梅の花を咲かせます。
私の方針は、庭があれば、
庭木を植えるなら梅の木です。
梅の木の成長は比較的早く
毎年、綺麗な花を咲かせています。
3年もすれば、梅の実を収穫出来ます。
梅の木の利点は、
桜の木のように大木になりません。
比較的狭い庭にも、梅の木なら大丈夫です。
刈り込みに強くスペースに合わせて
大きくも小さくも作る事が出来ます。
この日収穫したのは小梅で、
利用目的は、梅干しを
作ろうと思っています。
我が家にはいくつかの梅の木があり、
南高梅のような大きな実がなる品種も
植えてあるのですが、
今年はどうやら裏年にあたったようで、
大玉の南高梅やその他の梅も
ほとんど実をつけませんでした。
梅には「表年」と
「裏年」があり、表年には
豊作となり多くの実をつけるのに対し、
裏年には実の数が極端に減少する
という周期性があります。
これは、前年にたくさんの実をつけて
樹がエネルギーを消耗したため、
翌年は休むようにして
実を減らすという自然のサイクルです。
これは果樹などの永年作物が
子孫を残すか、自らが成長するかを
1年ずつ交互に繰り返しながら
成長するために起こります。
「表作」・「裏作」の概念
「表作」「裏作」とは、
梅の実の豊作と不作を交互に繰り返す現象を指す言葉です。
これは、梅の木が年によって
実の生育状態に波があることに関連しており、
環境要因や木の生理的な状態
(例えば花芽の形成状況)によって、
毎年の収穫量に違いが出ることがあります。
表作と裏作は、
梅の木が生理的に実のつき具合に波があり、
交互に豊作と不作になることを指します。
天候、養分供給、木の健康、病害虫などが影響を与えます。
もし不作が続く場合は、土壌の改善や適切な手入れを行い、来年の収穫に備えると良いかもしれません。
多くはないですが、
ある程度の小梅が収穫できました。
収穫した梅は綺麗に洗って、
梅干しを作る処理をします。
梅干しは、買えば簡単ですが、
自宅で作った梅干しは
特別美味しく感じます。
しかし、美味しい梅干し作りには
手間がかかります。
これまで、何度も
梅干しは作って来ていますが、
いつも、奥さんが
手間暇をかけています。
梅干しづくりは、
とにかく、カビが発生しないように
注意することです。
カビが生えたら台無しです。
梅干しは、食欲が無いときも、
もっとご飯を食べたいときも、
おかずが足りないときも、
少しご飯が残ったときも、夏バテの時も、
食卓に欠かせません。
今年は、梅シロップや
梅酒が作れないのは残念ですが、
梅干しを作って、自家製の梅干しが
食卓に並ぶ日を楽しみにしています。