頭がいい人のお金の使い方とは? どこにお金を使えば 将来的により良い人生につながるか

投稿No:10169

PRESIDENT(プレジデント):頭がいい人のお金の使い方とは? どこにお金を使えば 将来的により良い人生につながるか

『PRESIDENT(プレジデント)』

はビジネス・経済・経営に特化した雑誌です。

定期的に私も読んでいて、

表紙を見ると、つい読んでみたくなります。

今回読んだプレジデントのタイトルは

「頭がいい人のお金の使い方」です。

(出典:PRESIDENT (プレジデント)2025年1.3号)

お金の使い方には個人の価値観が

大きく反映されるものですが、

無計画に使えば高額収入が多くても我慢せず、

将来の選択肢が狭まってしまいます。

過去に、私が大金を使ったのは、

①、起業と事業継続のため

⓶、3人の子供達の教育費のため

③、阪神淡路大震災の震災復興のため

④、祖先を祀る前方後円墳の建立のため

これ等が、過去に大きなお金を使った用途です。

頭のいい人、つまり賢い人は

最近どのようにお金を使っているのか?

今回雑誌を読んでみて、

自分なりに考えを整理してみました。

私は、外でお酒を飲むことがあまりなく

家庭内で、奥さんや子供たちを相手に

食事時に飲んでいました。

遊興費に大きなお金を使っていませんでした。

私たちは日々、様々な場面で

お金を使っています。

食事、衣服、趣味、投資、貯金など、

どこにどれだけ使うかは人それぞれですが、

頭がいい人は一回消費ではなく、

「未来につながるお金の使い方」

をしているように感じます。

1.「消費」ではなく「投資」へシフトする

賢い人ほど、お金の使い方を

「消費」ではなく「投資」として

考える傾向があります。

ここで言う投資とは、

株や不動産といった資産運用に限定せず、

自分の成長や健康、

時間を稼ぐための支出も含まれます。

例として、まずは自己投資です。

本を読んだり、セミナーに参加したり、

スキルアップなどです。

次に健康への投資です。

食事のバランスを考えたり、

ジムなどの運動にお金をかけています。

他には、

時間の節約への投資です。

時間は有限であり、誰にとっても

1日は24時間しかありません。

家事の時間や、通勤時間や

移動時間の短縮など、時間の節約も

大切な投資です。

これらはどちらかというと支出に見えますが、

長期的に見れば人生を豊かにし、

より多くの選択肢を獲得するための投資なのです。

2. 「見栄のための浪費」をしない

頭がいい人ほど、

「見栄を張るためのお金の使い方」を

避ける傾向があります。

ブランド物の時計や車、

高級レストランでの食事も、

その人が本当に価値を

感じるのであれば良いのですが、

他人の目を意識した「ステータス消費」には

あまりお金をかけません。

例えば、シンプルな服装でも、

機能的で長く使えるものを選んだり、

流行に流されず、自分のスタイルを

確立している人が多いです。

また、「必要なものにはお金をかけるが、

不必要なものには一切かけない」という

明確な基準を持っています。

これは、心理学的にも

「幸福度」に関係しているそうです。

他人と比較するためにお金を使っても、

それは一時的な満足に過ぎず、

本質的な幸福にはつながりません。

賢い人ほど、それを理解しているので、

自分の本当に価値を感じるものにお金を使うのです。

3. お金を「生み出す」使い方をする

賢い人は、お金を単に使うのではなく、

「どう使えば、さらにお金を

生み出せるか」を考えます。

これは単に投資にお金を回す

という話だけではなく、知識やスキル、

経験を活かし、お金を生み出すサイクルを

作ることを指します。

例えば、 副業や起業のための資金として

使ったり、 趣味や特技を活かして、

収入源を増やしたりです。

他には、人脈を広げるための交際費です。

頭がいい人は、お金を使うときに

「この支出は将来のリターンにつながるか?」

という視点を持っているように思います。

4. 「経験」にお金を使う

賢い人ほど、物を買うよりも

「経験」にお金を使う傾向があります。

旅行、習い事、文化体験など、

一度きりの消費ではなく、

人生を豊かにする体験にお金をかけるのです。

実際に、心理学の研究でも

「物を買うより、経験にお金を使う方が

幸福度が高くなる」と言われています。

賢い人は、目先の満足よりも、

人生全体を通じて価値のあるものに

投資しているのです。

5. 「お金の管理」に時間を使う

お金を上手に使う人は、

お金を「管理する時間」も大切にしています。

多くの人は、日々の仕事や生活に忙しく、

お金の管理を後回しにしがちですが、

賢い人ほど定期的に資産状況を見直し、

支出を把握し、必要な修正を加えています。

 クレジットカードなどの

利用履歴を定期的にチェックし、

無駄な支出を見直したりです。

不要な固定費を削減することも大切です。

こうした管理を徹底することで、

無駄な出費を減らし、より価値のあることに

お金を使えるようになります。

頭がいい人は、

単に節約するのではなく、

「未来の価値につながるお金の使い方」

をしていることが特徴的です。

ただ闇雲に節約するのではなく、

「どこにお金を使えば、

将来的により良い人生につながるか?」

を意識することで、

賢いお金の使い方ができるのだと思います。

かと言って、お金は

幸福の絶対条件ではありません。

お金は生活の安定や選択肢の幅を

広げる重要な要素ですが、

それが「幸福の絶対条件」かと言われると、

必ずしもそうではありません。

むしろ、お金があるだけでは満たされないものが、

私たちの幸福には深く関係しているのです。

お金は「手段」であり、「目的」ではありません。

世の中には、莫大な財産を持ちながらも

孤独や不安に苦しむ人がいます。

一方で、決して裕福ではなくても、

充実した毎日を送っている人もいます。

その違いは何でしょうか?

シンプルな暮らしの中で幸福を感じている人達は

「物の豊かさ」よりも、

「心の豊かさ」を重視しているのです。

幸福は、外部環境よりも、「どのように生きるか」

によって決まるのかもしれません。

お金は生活を便利にし、

選択肢を広げる強力なツールですが、

それだけでは本当の幸福にはつながりません。

むしろ、「お金をどのように使い、

どんな生き方をするか?」が、

幸福度を大きく左右するのです。

お金は使い方次第で

人生の質を左右するものです。

これからも、より賢い選択を

心がけていきたいと思います。

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