これはなんだ? 今度は茶色いキノコが生えてきた! ヒメホコリタケが庭に生えました
投稿No:10050
これはなんだ? 今度は茶色いキノコが生えてきた! これはヒメホコリタケのようです
ある朝、庭を見てみると
淡路市岩屋の庭の芝生に、
キノコが生えていました。
とても小さいキノコですが、
密集して生えています。
庭の芝生に、
突然キノコが現れると驚くものです。
一体これはなんでしょうか?
実は以前にも、
別のキノコ「オオシロカラカサタケ」が
同じように突然生えてきたことがあり、
その時も驚いたことを思い出しました。
良く見ると、
茶色いキノコも生えています。
形状は白いヒメホコリタケと同じですが、
色が違います。
これは同じキノコでしょうか?
それとも別の種類でしょうか。
今回生えて来たキノコは、
オオシロカラカサタケよりも
だいぶ小ぶりです。
最初はオオシロカラカサタケかと思ったのですが
良く見ると全然違います。
何のキノコなのか、毒性はないのか、
安全のために、調べてみました。
ネットで色々調べてみると、
どうやらこのキノコは、
「ヒメホコリタケ」という
種類のキノコのようです。
ヒメホコリタケとは?
ヒメホコリタケは、球形のキノコで、
成熟すると茶色くなり、
胞子を放出する特徴を持ちます。
サイズは直径1〜3センチほどで、
初めは白や灰色がかった色をしているものの、
時間が経つと
外皮が乾燥して茶色に変わります。
ヒメホコリタケは、芝生や森林、草地など、
湿気が多く有機物が
豊富な環境でよく見られます。
どうやら茶色いキノコも
ヒメホコリタケだったようです。
成長した姿だそうで、今回見つけるまで、
気が付きませんでした。
色々と調べてみると、
庭に現れても特に害はなく、
毒性もないそうです。ひと安心しました。
しかし、食べられるかというと、
他のキノコとの区別が難しいため、
食用には適さないそうなので、
食べてはいけません。
なぜヒメホコリタケが庭に?
ヒメホコリタケが庭に生える理由は、
土壌の中にある有機物が分解される過程で、
キノコが繁殖するためだそうです。
芝生や庭で、枯れ葉や根が分解されていると、
その過程でキノコが繁殖することがよくあります。
つまり、土壌が健康的で有機物が
豊富であることのサインとも言えます。
湿度が高い時期や雨が多いと
特に生えやすい傾向があるのです。
一方、以前私の庭に生えた、
「オオシロカラカサタケ」は、
ヒメホコリタケとは
見た目も生態も異なるキノコです。
オオシロカラカサタケは白い傘を持ち、
比較的大きなサイズになるのが特徴です。
このキノコは、湿気の多い季節に
急に姿を現すことが多く、
特に夏や秋に庭や芝生で見かけることが増えます。
(過去ブログ:オオシロカラカサタケが庭に生えました。)
オシロカラカサタケは毒キノコ
オオシロカラカサタケは、
非常に目立つ存在でありながら、
毒性があるため注意が必要です。
もし毒キノコを食べると、嘔吐、下痢、
腹痛などの消化器系の中毒症状が出るからです。
オオシロカラカサタケは毒性が強く、
食べたことで救急車で運ばれ
生死の間をさまようことも報告されています。
もし、誤って食べると
中毒を引き起こす可能性があるため、
触れる際には手袋を使うなどの対策が重要です。
また、ペットや小さな子供が
誤って口にしないよう、庭に生えた場合は
すぐに取り除くことが大切です。
キノコ自体は、
土壌の健康の指標であり、
特にヒメホコリタケのような
無害なキノコは放っておいても
問題はないそうです。
キノコが発生しやすい環境を
改善したい場合は、
芝生の土壌を通気させ、
過剰な湿気を取り除くことで、
キノコの繁殖環境を
改善することができるそうです。
また、芝生の下にたまった枯れ葉や
根などの有機物を取り除くことで、
キノコの栄養源を減らすことができます。
今回生えたヒメホコリタケは
毒キノコでないようで良かったです。
急に庭にキノコが生えてくると驚きますが、
このように自然と向き合うことができるのは、
庭を持つ楽しみの一つだと思います。