【社長経営学】神戸大学経済学部での講義 大切な問題は 医療性と営利性の両立

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神戸大学経済学部で 地域経済論の講義 大切な問題は 医療性と営利性の両立【社長経営学】59

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神戸大学経済学部 

神戸大学

研究の蓄積が進むと

講義の依頼が来るようになり

神戸大学経済学部で

地域経済論の講義をしました。

教室

テーマは地域経済論に則した

「コンタクトレンズにおける

地域市場の問題点」です。

グローバル市場とローカル市場とのつながりを、

身近なコンタクトレンズを

使って説明する狙いでした。

昔は、日本企業が

ハードレンズで

国内市場を作っていました。

それが、使い捨てレンズの時代になると、

装置産業の有力企業まで参入し、

世界の大企業が日本にも神戸にもやってきて、

私たちの身近な市場を

すっかり変えてしまいました。

教室

昔、黒船が江戸湾にやってきて、

幕府に開港を要求し、

西洋の文化と製品が日本にどんどん入ってくると、

これまでの日本の生活はすっかり変わりました。

このように、

コンタクトも海外から

どんどん入ってくることによって、

意識や使い方に大きな変化が出てきました。

その中で、変わってはいけない大切な問題が

医療性と営利性の両立です。

神戸大学 講師控え室

日本独自の問題でもあり、

神戸地域の問題でもある大切なことまでが、

営利性追求に呑み込まれてしまっています。

できるだけ易しい言葉を使い

身近な事例を挙げ、経済には一つの競争であり

平時の戦争であるという一面と、

「経世済民」(世を治め、人民を救うこと)を

目的に地域の社会を救うという

一面があることをお話ししました。

教室

学生の方には熱心に講義を聴いていただき、

講義の後には多くの質問がありました。

神戸大学経済学部のレベルの高さを感じました。

質問やご意見があれば、

ホームページでお尋ねしていただけるように、

掲示板も用意いたしました。

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