中国 眼鏡市場 温州でマーケティング視察 自分史【社長経営学】シリーズ47
投稿No:9924
中国の眼鏡市場について 現地に行き マーケティング研究 自分史【社長経営学】シリーズ47
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中国で学んだこと
神戸商科大学大学院の同期生に中国留学生の
任慧(にんけい)さんがいました。
任さんは中橋ゼミで経営戦略の
研究に取り組んでいました。
PCを使った経営演習でご一緒して、お友達になりました。
後年、任さんが結婚した相手は
神戸商大学部生の中国留学生でした。
2人とは日本語で話せ、
その後も長いお付き合いになりました。
2002年3月のことです。
任さんに、中国の眼鏡市場について
現地に行きマーケティング研究を
したいと相談すると、快く案内を
引き受けてくださいました。
上海から温州へ
大阪から飛行機で上海に飛び、上海から温州へ移動し、
現地の眼鏡の製造工場を
数軒見て回りました。
工場の事務所には、日本から
買い付けに来ている会社の
名刺を展示していました。
いずれも大量販売をしている
大手眼鏡店でした。
温州は雑貨品の
軽工業地帯でした。
地方から出てきた若者が、
お金を故郷のお父さんお母さんに送るとか、
自分で貯めて独立資金を作るとか、
結婚するための資金にするとか、
未来設計を抱いて、一生懸命
働いているというお話を聞きました。
まるで終戦直後の、日本の経済発展の
基礎が形作られた時代の話とよく似ています。
眼鏡市場についての内容は
専門的な話になるので、省略します。
眼鏡フレームの値段は、驚くほど安価でしたが
取引単位は、数千本単位なので、
単店舗ではさばき切れなう数量でした。
スパーブランドのコピー製品の販売店もありました。
上海で入った
海鮮料理のお店では、
従業員はローラースケートの
靴を履いていました。
料理の注文を聞く時だけでなく、
できた料理をテーブルに運ぶ時も
お皿を持ったままスケートで
スイスイと走り抜けていきます。
とてもスピーディーで、まるで
サーカスのような躍動感を感じて驚きました。