淡路市で フェンスに茂る パッションフルーツ 花が咲き 実が生ってきた 受粉係は 私です

投稿No:9919

淡路市で フェンスに茂る パッションフルーツの花が咲き 実が生ってきた 受粉係は 私です

パッションフルーツは、

美しい花と美味しい果実を

楽しむことができる魅力的な植物です。

淡路市岩屋の自宅では、

庭の柵を利用して育てています。

パッションフルーツは、

もともとが暖かい気候の土地にできる、

いわゆる南国フルーツです。

私が育てている、日本で良く出回っていて

紫の実がなる品種は、耐暑性が弱く、

温暖な地域で栽培されています。

熱帯地域では栽培されません。

淡路島は、瀬戸内海式気候の地域に属しているため、

穏やかで温暖な島なので、

育てやすいかもしれません。

つる性の多年草で

病害虫がつきにくいので育てやすく、

グリーンカーテンにもおすすめです。

初夏を迎え、

パッションフルーツの花が

どんどん咲いてきました。

時計の文字盤を思わせる形をしていることから

和名をトケイソウと言います。

多くのパッションフルーツの品種は

自家不和合性であり、

同じ花の花粉では受粉しにくいです。

自然界では、主にハチなどの

昆虫が受粉を助けますが、

それだけでは不十分なので、

人工授粉が必要になります。

人工授粉は、

私が直接、手で受粉をしています。

花の中央にある雄しべから、

花粉を優しく取り除き、採取した花粉を、

他の花の雌しべに優しく塗ります。

そうすると、受粉が完了し

段々と、実が生ってきました。

収穫にはまだ早いですが、

たくさんの実が、出来てきています。

このたくさんのパッションフルーツは

毎年、奥さんが、ゼリーにしてくれます。

パッションフルーツは、

リンゴやミカンのように、

中身をかじって食べるものだと予想していると、

その予想は外れます。

パッションフルーツは、

果実を食べるところはほとんどありません。

固くて丸いパッションフルーツの実は、

噛んで食べられるような柔らかさではありません。

実が開くと、中にはタネの周りに、

柔らかい果肉の粘膜のような組織が

全体に広がっています。

この黄色い組織体が、

パッションフルーツを利用出来る中心部分なのです。

パッションフルーツのゼリーは

手間がかかります。

中身を出し、沢山の種を濾して取り除き、

果汁を集めなければなりません。

果汁は、甘酸っぱい香りがして、

部屋中がフルーティーな匂いに満ちます。

こうして手間をかけて、

奥さんが、ゼリーにしてくれるのです。

(過去ブログ:一度食べたら好きになる パッションフルーツゼリー

出来上がったゼリーは

いつも、家族や、ご近所さんや

スタッフの皆さんへ差入れしているのですが、

奥さんが作る

パッションフルーツゼリーは大人気です。

パッションフルーツ独特の

甘酸っぱい香りとトロピカルな味で

ひんやり冷たくて癒される

最高のデザートなのです。

出来上がった

パッションフルーツゼリーは、

すぐ頂いても美味しいですし、

孫達は一旦冷凍して、硬い状態にした

パッションフルーツゼリーが好物です。

今年も、たくさんのパッションフルーツが

収穫できるように、

お世話を頑張ろうと思います。

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