視力の回復で 起業のネタのヒントが 見えて来た 【社長経営学】シリーズ 10

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視力の回復で 起業のネタのヒントが 見えて来た  起業のリスク 1970年代では起業することは すべて自己責任【社長経営学】シリーズ 10

私の20代の若いころ、

起業のネタを探していたときの記事です。

約40年前の懐かしき東京の風景。1970年代後半に撮影された写真 ...

当時の状況と起業について書いています。

1970年代は、起業することはすべて自己責任で、

制度的な支援がほとんどない時代でした。

事業に失敗すれば収入がなくなり、

路頭に迷うリスクがありました。

高度経済成長期には、

学校を卒業すれば企業に就職し、

企業組織に組み込まれた人生が

当たり前とされていました。

受験勉強を勝ち抜いて

評価の高い大学に入り、

評価の高い安定した企業に就職することが

子供に対する親の願いでもありました。

起業に対するセーフティネットがない

今では社会全体で

起業することを支援していますが、

1970年代では起業することは、

すべて自己責任で、

制度的な支援はほとんどありませんでした。

事業に失敗したら収入が無くなり、

路頭に迷うリスクがありました。

他方では1971(昭和46)年には

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脱サラ」が流行語になり、

企業組織から飛び出して

独立開業を夢見る人たちが、

私の周りにも沢山いました。

週刊誌や雑誌では、

税理士、中小企業診断士、行政書士、

司法書士などの資格を生かした

「士」ビジネスや個人事業が

取り上げられていましたが、

これらの業種にはあまり興味が湧きませんでした。

脱サラと起業には微妙な違いがあります。

脱サラは、会社を辞めたいという思いが中心であり、

一方起業は自分自身で

ビジネスをしたいという思いが中心です。

起業のネタ探し

士業で脱サラする気は起きないし

商社で物とサービスを提供する基本を学んで

ビジネスの才覚を磨いて、

起業したいと思っていた青年期でした。

私自身も学習塾の経営を

考えたことがありましたが、

そこで別の起業のヒントに気づきました。

ダイエーの中内功社長に言われたように

「商売のタネはどこにでもある。

見つけられるか、見過ごすかは、

目が開いているかどうかだ。」

商売のネタは身近にあるのです。

それが見えるか、見逃すかは

目が開いているかどうか次第です。

実際、私は近視だったため、

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高校生の頃から近視が進行し、周りのことが

はっきりと見えていませんでした。

しかし、ある時、コンタクトレンズの

記事を読んで興味が湧きました。

コンタクトレンズは1950年代から

製造販売が始まっており、

プラスチック製のハードレンズが主流でしたが、

慣れるまで目が痛いという欠点がありました。

しかし、痛みを我慢して

コンタクトレンズを装用すると、

周囲が鮮明に見えるとのこと。

これはまさに起業にも通じることです。

新たなビジネスのヒントやアイデアは、

周りにあるかもしれませんが、

気付かない限り何の役にも立ちません。

メニコン心斎橋

コンタクトレンズは、1950年代から

製造販売が始まっていました。

当時のコンタクトレンズは

プラスチック製のハードレンズだけでした。

欠点は、慣れるまで目が痛いのを

我慢することらしいいのです。

まずは目を開けて周囲をよく観察し

身近な可能性に気付くことが大切です。

起業を志す方々へのヒントとして、

自身の経験を通じて学んだことを

お伝えしていきたいと思います。

次回もお楽しみに!

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